
レトロ遺産を掘り返す山下メロ氏
記憶の扉のドアボーイ・山下メロです。記憶の底に埋没しがちな平成時代の遺産を今週も掘り返していきましょう。
さて、平成レトロの象徴として最初に挙がるのが、最近は若者にもガラケーという呼び名が定着したケータイ電話です。今回はファッションブランドとコラボした携帯電話をご紹介いたします。
COCOLULUモデル「STAR SPLASH」。カラフルな星模様
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CECIL McBEEの「小悪魔PINK」。黒とピンクで小悪魔感を演出。ほかには淡いピンクのヒョウ柄の、Pinky Girls「LOVE SWEET PINK」がラインナップされた
2011年に発売されたNTT℃コモのF−04C。この機種は「SHIBUYA 109系ケータイ」として発売され、平成ギャルの聖地・渋谷109で人気のファッションブランド、「Pinky Girls」「CECIL McBEE」「COCOLULU」とのコラボモデルです。
これらは、それぞれのブランドの雰囲気を生かした本体カラーだけでなく、専用にデザインされた外箱で販売。さらに各ブランドの限定ショッピングバッグも付属していました。
そして、待ち受け画面や絵文字にもブランドの特徴を押し出した専用のデザインが採用され、携帯電話の中までブランドの世界観に没入できるようになっていたのです。
同時期に発売され、ベースになった機種F-05C
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ベースになった非コラボの機種F−05Cも含めた機能面の特徴としては、プリントシール機のような撮影を実現している点。まず、当時基準では高画質なインカメラを搭載し、プリ機のように画面で確認しながらハイクオリティな撮影ができます。
さらに美白や美肌、小顔に目ヂカラUPなど、当時のプリ機に欠かせない「盛る」ための機能がしっかり搭載されていました。そして、それぞれのブランドカラーのタッチペンが付属しており、プリ機と同じく撮影画像に落書きしたり、スタンプを押したりできるようになっています。
F−04Cだけの機能として、スライドすると画面の裏側に出現するミラーがありました。こちらはアウトカメラでの自撮り用というより、身だしなみチェック用。わざわざインカメラを起動するより手軽で便利でした。
ほかにも、紹介しきれないほどさまざまな女子向け機能が盛りだくさん。今こそスマホ版が発売されてほしいモデルですね。
撮影/榊 智朗
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