涼しい朝から一転 厳しい残暑 日較差15℃も 週後半に猛暑戻る 熱中症対策を

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2024年09月04日 12:32  日本気象協会

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日本気象協会

涼しい朝から一転 厳しい残暑 日較差15℃も 週後半に猛暑戻る 熱中症対策を

今朝は今季最低気温を更新した所が多くなりました。東京都心も22.8℃まで下がり、久しぶりにエアコンいらずの涼しい朝に。ただ、日差しとともに気温がみるみる上昇。西日本では33℃を超え、北海道も25℃を超え、日較差が10℃〜15℃も。カラッとした空気でも、暑さ対策を。



●一日の気温差大 日較差15℃も


今日4日朝は久しぶりに涼しい朝となり、特に関東から北の地域では、夜通しエアコンいらずで過ごせた方も多かったかもしれません。

全国で最も気温が下がったのは、北海道上川地方上川郡下川町は7.5℃でした。午前9時までの最低気温は、札幌市16.8℃、仙台市で20.6℃、横浜市23.3℃、那須高原14.7℃、長野市で19.8℃、京都市で22.9℃、松山市23.8℃など今季最低気温を更新した所が多くなりました。東京都心も22.8℃まで下がり、久しぶりに過ごしやすい朝となりました。

ただ、日差しとともに気温がみるみる上昇中しています。
正午までの最高気温は、山口市で33.6℃、愛媛県大洲市で33.5℃など西ほど厳しい暑さとなっています。朝はかなり涼しかった北海道も気温が上がり、旭川市では朝は11.5℃まで下がりましたが、正午には26.5℃まで上がり、日較差はすでに15.0℃となりました。

今日4日は大陸からの乾いた空気が流れ込んで、カラッと爽やかな空気に入れ替わりましたが、最高気温は各地で平年を上回る見込みです。
空気の爽やかさに油断せず、喉が渇く前に水分を補給するなど、暑さ対策を続けてください。

また、今夜から明日朝にかけてもこれまでよりは涼しく感じられそうです。服装は上手く調節をするなど、気温の変化にご注意ください。


●再び寝苦しい夜へ 東京も週末は熱帯夜


この先の最低気温を見ると、このまま秋へ突入というわけではなさそうです。
明日5日から、西日本の一部で熱帯夜になる所もあり、大阪市は7日連続で最低気温が25℃以上と寝苦しさが続くでしょう。東京都心は明日5日朝も涼しさが続きますが、8日には再び熱帯夜になりそうです。

眠る前にも水分を補給し、夜間は無理をせずエアコンを使用するようにしましょう。


●東海以西で厳しい残暑 猛暑日続く所も


いったん爽やかな空気が流れ込んできたものの、また南からは暑さをもたらす暖気が流れ込むでしょう。
日中は9月としては厳しい暑さが続く見込みです。特に、東海以西では、最高気温が33℃前後まで上がり、35℃以上の猛暑日になる日もあるでしょう。
名古屋市は6日から3日間連続で猛暑日となり、体に堪えるような暑さに。東京都心も30℃から33℃くらいまで上がる日が多く、6日は35℃に迫りそうです。

残暑はこの先も長丁場となります。屋外の活動は炎天下や暑さを避けて、こまめに涼しい場所で休憩をとる必要があるでしょう。



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  • ■晴れたら、夜も放射冷却で、寒暖差があるのは当たり前!■ 窓を締めて寝れば良いだけ!!。熱帯夜はもう終わりだよ!!。
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