10月までビアガーデン営業「夏限定」は延長が当たり前に？アパレルも「猛暑」の商品展開に【news23】

9月だと言うのに、猛暑日は全国152地点。記録的な暑さの影響で、夏限定のイベントも延長される事態となっています。

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「残暑じゃなくて猛暑のまま来てる感じ」

喜入友浩キャスター
「こちらのビアガーデンでは、暑さが続いていることを受けて10月末まで延長することを決めました」

都内のレストランのビアガーデン。
元々は、9月いっぱいで終える予定だったそうです。

注ぎたてのビールも･･･

客
「すぐぬるくなっちゃって」

「真夏」が続いているかのような感覚は、ここでも･･･

いつどこでゲリラ豪雨が降ってもおかしくないこの暑さは、まだまだ収まる気配がありません。

東京都心では、34.2℃と猛暑日に迫る暑さになりました。9月中旬に34℃を超えるのは、21年ぶりです。

37.8℃と、11日、一番の暑さだった大分県・日田市では･･･

「残暑じゃなくて猛暑のまま来てる感じ」

35℃以上の猛暑日となったのは全国152地点と、9月に入り最も多くなりました。

水族館・アパレル　猛暑で見直される各業界の営業戦略

千葉県にある「鴨川シーワールド」。
シャチが観客に水しぶきを浴びせるサマースプラッシュは、9月1日で終了する予定でしたが･･･

鴨川シーワールドマーケティング課長 中澤寿雅さん
「残暑が厳しいというところもありまして、今回が約1か月の延長」

10月1日まで延長することにしたといいます。

営業戦略の見直しはこんなところでも･･･

喜入友浩キャスター
「売り場の目立つところに半袖の夏物が並んでいます。こうした夏物を9月いっぱいは販売する予定です」

9月は秋物にシフトするというのがアパレル業界の常識でしたが、暑すぎて商品が売れなくなったといいます。

そこで、季節を5つに分けて商品を展開することにしたそうです。

三陽商会 菅泉拓己 執行役員
「8月9月というところを猛暑という考え方にして、夏物の商品を展開していこうと」

この暑さは、いつまで続くのでしょうか。気象庁によると、最高気温が35度以上になる猛暑日は、来週にかけても続く予想です。