この春からは「現金を使いたい」と語った桐谷広人氏 (C)ORICON NewS inc. 元プロ棋士で投資家の桐谷広人さんが17日、都内で行われたソフトバンク『桐谷先生の株青空教室〜この春、投資迷子を卒業!〜』報道関係者向けイベントに登壇し、株主優待だけの生活からの卒業について明かした。
【写真】桐谷さんの授業に興味深そうに聞き入る制服姿の本田望結 桐谷さんは『月曜から夜ふかし』でおなじみで、株主優待だけで生活することで知られる。この日も”投資迷子”な本田望結に”投資”のコツを指南した。「少額」「配当利回りが安定している」「株主優待株」「分散投資」をすすめ、しきりにうなずいていた本田は「桐谷さん、”先生”が似合いますね」と桐谷さんの教授ぶりを絶賛し、「これを『いいこと聞いたぞ』と自分の中だけにとどめておくだけでなく周りにも教えたい」と意気込んでいた。
フリップトークのコーナーで「卒業したいこと」を聞かれた桐谷さんは、「現金も使いたい」と回答。リーマンショックでは大損害を出したという桐谷さんだが、「今はリーマンショックの貧乏時代から立ち直ってお金あるんですけど」とし、「今から12年前、初めてですね、『月曜から夜ふかし』に出て、優待で生活してるって言ったら、多くの人が優待で生活できるわけないって言うんですよ」と一躍有名になったきっかけとなった番組出演後の周囲の反応を告白。
続けて「でも、本当に優待で生活してたんで、あれからずっと現金使わないで、12年優待で暮らしてるんで」と明かし、「食事も優待券のある店しかいけないんですよ」と吐露。現金を使いたいと思った契機は、「今年の元日放映でですね、無理やり『夜更かし』がフランス料理の店に連れてってくれて、女流棋士の友人と食事して現金使ったらおいしかったんですね」と告白。「これからは優待だけの食事を卒業して、現金のお店もおいしいお店なら行ってみたい」と桐谷さんの中での変化を語った。
ほかに、ソフトバンクの総務本部の吉岡紋子副本部長が登壇した。