南港ストリートピアノ公式Xより 南港ストリートピアノの公式Xは22日、大型商業施設ATCシーサイドテラス内にあるストリートピアノ(大阪市住之江区)の使用方法について注意喚起した。これを受け、ネット上では物議となっている。
【写真】問題が起きたストリートピアノ… 練習は家でして!賛否ある設置場所 Xでは南港ストリートピアノ運営者より「こんな掲示はしたくなかった、、というのが正直な気持ちです、、『練習は家でしてください』 こんなこと書かなきゃいけないなんて想定外でした。間違うのはしょーがないんです、、生身だから でも、人の練習聞かされる側はたまったもんじゃないんです」と投稿した。
あわせて公開した声明文では「ストリートピアノ演奏者の方へ 【お願いです】練習は家でしてください」と題して、「この南港ストリートピアノはフードコートの中にあります。つっかえてばかりの演奏に多くのクレームが入っており、このままだとこのピアノを撤収せざるを得ない状況です」と説明。
続けて「練習は家でしてください。練習を重ねてつっかえずに弾けるようになってから、ここで発表して頂けたら幸いです。誰かに届いてこそ『音楽』です。手前よがりな演奏は『苦音』です」と伝えた。
ストリートピアノの狙いや定義は、全国の自治体のサイトを見ると「ストリートピアノについて. 皆さまに自由に弾いていただけるストリートピアノを市内各所に設置しています」(神戸市)、「だれもが自由に演奏を楽しむことのできる機会を創出するとともに、音楽を通じて人と人との交流が生まれる、まちなかに明るい音楽が響き渡る、市民が暮らしを楽しむことのできる元気なまちづくりを目指し、ストリートピアノを設置しました」(高岡市)とある。
ヤマハは「ピアノをもっともっと身近に感じてほしい。そして楽しんでほしい」思いから、ストリートピアノ「LovePiano」プロジェクトを実施しており、誰でも自由に弾けるピアノとして、駅や空港、商業施設などのオープンスペースに期間を限定してピアノを設置しており、”誰でも自由にピアノを弾くことができる”のがストリートピアノだとわかる。
今回の南港ストリートピアノの声明を受け、ネット上ではさまざまな意見が出ている。「難しい話です 普段触らない人がピアノを弾く機会を与え、これによって人生をより良くなればいいってのがストリートピアノの本来の目的です しかし、人によっては『下手くそはピアノに触れるな』という考えの人もいますし、このツイートをみてそう思われる人もいるかもしれません」。
「何時間も居座って他の人にゆずらない練習をしている人は自宅で練習してください!なのでお一人15分までです!の文章なら燃えなかった」「人の練習聞かされるのはたまったもんじゃないのはわかりますが、ストリートピアノとしての見識を理解した上での発信を心がけていただけたらと思います。また、ピアノを規制するのでなく、フードコートの利用者への案内として一筆書くか、ピアノの場所を移動すらかなども」。
「ストリートピアノの意義を理解せずに設置したのがまずアカンやろ」「ピアノを触る機会は少ないし 高額・騒音で家に置けないし 学校にあるピアノも勝手に触れば怒られるし、そのピアノに触れられるのがストリートピアノの良いところだし…ふざけてガンガン鳴らすとかを怒るのは分かるが、ピアノが好きな人が練習するのは良いだろ 嫌なら誰でも触れるとこに置くなよ」「気持ちは分かるけど、自由にピアノを弾いて何が悪いの?って思いました。じゃあ、一体なんの為にピアノがあるの?ってなります 上手いも下手もあっていいじゃない!」。