『朝の顔ランキング』“THE TIME,”安住紳一郎アナが首位に TOP5にTBS朝番組MCが3人ランクイン

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2025年04月24日 07:00  ORICON NEWS

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『第11回 朝の顔ランキング』1位のTBS・安住紳一郎アナウンサー (C)ORICON NewS inc.
 今年も新年度が始まり、朝の情報番組の司会やコメンテーターの交代によって、新しい風が吹いている。ORICON NEWSでは、恒例の「この顔を見なければ1日が始まらない!」と思う『“朝の顔”ランキング』を調査。昨年、日本テレビ系情報番組『ZIP!』総合司会の【水卜麻美】アナウンサーが、5連覇を達成。5年連続首位が条件となる“殿堂入り”で「好きな女性アナウンサーランキング」に続く2度目の殿堂入りとなった。果たして、今年の“朝の顔”を制したのは?

【2025年ランキング表】“群雄割拠”の朝番組のどのMCがランクイン?最新版“朝の顔”TOP10

■『THE TIME,』総合司会5年目・安住紳一郎、看板アナとしての長年の実績→安心感へ

 群雄割拠の朝番組において、見事“朝の顔”1位に輝いたのは、TBSの看板アナウンサー【安住紳一郎】アナ。2021年より朝の情報番組『THE TIME,』の総合司会を務めており、同ランキングでは22年5位に初登場してから、一昨年の3位、昨年の2位と着実に順位を上げ、ついに戴冠となった。

 そんな安住アナには、「すごく聞き取りやすく、わかりやすいニュースを伝えてくれるのに、面白いこともふわっとされるギャップが好きなため」(神奈川県/20代/女性)、「頭の回転が早く、ハプニングにも強そう。ユーモアもあり、安心感、安定感のある、間違いのないアナウンサー」(東京都/30代/男性)など、バラエティー、情報番組、ラジオなどの経験で培った確かな技術とともに、生放送中のハプニングにも動じない姿や、時折みせるユーモアを称賛する声が多数。

 ソフトな語り口と柔らかい笑顔が印象的で、「どうしても朝は忙しくなりがちでイライラしがちなのですが、安住さんの表情やニュースを読む的確さなどを拝見しているとほっこりした気持ちになり、すがすがしい気持ちで朝を迎えることができます」(宮城県/40代/女性)という声も挙がっている。

 また「安住さんがいる安心感で、朝、心を落ち着けることができる」(東京都/40代/女性)、「アナウンサーとして落ち着いた感じやキャラクター的なものなども含めて見て居ての安心感などがあるので」(埼玉県/40代/男性)、「長年TBSを支えた看板アナウンサーで、安心感・安定感があるから」(栃木県/20代/男性)と、長年の実績が、信頼感、安心感につながり票を伸ばした。

 また同番組からは、9位にも同局【江藤愛】アナウンサーが昨年圏外からランクイン。『ひるおび!』や『CDTV ライブ!ライブ』などでの活躍もあるなかで、“朝の顔”として「優しく温かい雰囲気で出演者に寄り添う姿勢を朝から見て自分もそうなりたい、努力しようと思わせてくれるから」(東京都/30代/女性)、「知的で品もあり意見も客観的で好感が持てます」(神奈川県/20代/女性)、「あの笑顔は朝の番組に最適だと思うから」(東京都/30代/女性)といった称賛のコメントが数多くあがり、見事にランクインを果たした。

■「時事ニュース」を扱わない“革新的朝番組”が定着 『ラヴィット!』川島明・田村真子アナが躍進

 2位には、安住アナの『THE TIME,』の後番組である『ラヴィット!』のMCであるお笑いコンビ・麒麟の【川島明】が昨年4位から順位を上げてランクインした。

 川島については、「もう不動の朝の顔トップだと思う。ラヴィットを軌道に乗せた手腕(安定の番組コントロールと的確なつっこみワード)は素晴らしい。芸人のどんな細かいネタやボケも安心して拾い続ける圧倒的知識量には舌を巻く」(北海道/50代/男性)、「朝からハイセンスなパワーワードを繰り出していて感動します。品があり、人を傷つけない笑いを生み出すMCです。けして前に出すぎずゲストを立てることもしっかりしています。お笑い界の王だと思います」(東京都/20代/女性)など、その手腕を称えるコメントのほか、「朝はラヴィットで川島さんの笑顔をみて楽しい気持ちになるのがよいです。ラヴィットが始まる前の、安住さんと川島さんの絡みも毎回楽しみ」(東京都/40代/女性)など、暗いニュースの多い現代において、明るく笑える番組で朝を迎えたいという声も多数見受けられた。

 また、4位には川島とともに同番組MCを務めるTBS【田村真子】アナウンサーがランクイン。田村アナには「朝から笑顔で元気をもらえてる。バラエティーを朝から全力でやるラヴィット!の中心的存在」(宮城県/10代/男性)、「かわいいしキレイで、朝からはっちゃけた番組だけど、ノリもいいので観てて元気になれる」(兵庫県/50代/女性)、「気分が落ち込んでる朝も、見ると心穏やかにしてくれます」(愛知県/50代/女性)という声があがっている。

 川島、田村アナの上位躍進に加え、昨年末発表の「好きなアナウンサーランキング」でも田村アナ(女性アナ1位)、南波雅俊アナ(男性アナ2位)、赤荻歩アナ(男性アナ6位)といった同番組出演者が上位を席巻。この2つのランキングの結果は「時事ニュース」を扱わない“革新的朝番組”として始まった『ラヴィット!』が、朝番組としてすっかり定着した結果と言えるだろう。『THE TIME,』→『ラヴィット!』と続く番組MCが、TOP10に4人(TOP5に3人)ランクインした結果から見ても、朝のTBSの強さがうかがえる。

■個性豊かなキャストをまとめる巧みな“司会術”、羽鳥慎一アナが3位に

 3位には、昨年と同じくテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』の【羽鳥慎一】アナウンサーがランクイン。「長年活躍しているし、充分に大物と言える立場になっても好感度が高いままなのも凄い。言葉の選択も凄く上手いし、出演者の話も尊重しながらダメな事をダメと言える能力も高くて感心する」(沖縄県/40代/男性)、「いろいろなコメンテーターのコメントに対し、柔軟に対応出来る上、声やテンポ、表情が不快にならず、頭に入りやすいから」(大阪府/40代/男性)と、巧みな司会術で、さまざまな専門家をはじめ、個性豊かなコメンテーター陣から意見を引き出し、番組を盛り上げていることを評価する声が多数。

 さらに「日テレのズームインのころから朝の番組を担当してきて、何十年も朝の番組を担当しているのでまさに朝の顔だと思う」(埼玉県/30代/女性)と、局アナ時代から“朝の顔”として慣れ親しんでいることを理由に挙げたコメントもみられた。

■フジテレビの番組からは3人、NHKは『あさイチ』コンビがそろってランクイン

 このほかに目を移すと、フジテレビの『めざましテレビ』『めざまし8』(3月で終了/4月からは『サン!シャイン』)から、【井上清華】アナウンサーが5位、【谷原章介】が8位と昨年から順位を上げた。また、昨年9月に三宅正治アナウンサーからバトンを受け『めざましテレビ』のメインMCに就任した【伊藤利尋】アナウンサーが、昨年の圏外から10位にランクインした。伊藤アナについては「フジテレビの朝と言えばアミーゴ伊藤さんのイメージです」(茨城県/30代/男性)と、若手時代に同番組でブレークした際のキャラクターの印象が今も続いているというコメントが寄せられた。

 NHKからは『あさイチ』でコンビを組む【博多華丸・大吉】、【鈴木奈穂子】アナウンサーがそれぞれ6位、7位にランクイン。博多華丸・大吉には「芸人さんだけど落ちついており、人の良さも感じる。楽しく進行もできるし、真面目なテーマもしっかりと伝えてくれていると思う。安心して見られるので」(北海道/40代/女性)、鈴木アナには「朝ドラ受けのかわいらしさと、めんどくさがりを隠さない親しみやすいお人柄に安心します」(奈良県/50代/女性)といったコメントが届いた。

 昨年圏外からのTOP10入りは2人。昨年と顔ぶれがあまり変わらないなかで、安住アナが今年の同ランキングを制した。「好きな男性アナウンサーランキング」で殿堂入りしているだけに、水卜アナに続く“殿堂入り2冠”へ第一歩となったが、来年以降どうなっていくのか、注視したい。

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  • 羽鳥さんが、ランクインしててよかった。 DayDayの武田さんがランクインされてないのが意外でした
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