伊藤叡王が初防衛=終盤逆転でタイトル死守―将棋

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2025年06月14日 20:01  時事通信社

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時事通信社

将棋の第10期叡王戦5番勝負第5局に勝ち、初防衛を果たした伊藤匠叡王=14日午後、千葉県柏市
 将棋の伊藤匠叡王(22)に斎藤慎太郎八段(32)が挑戦する第10期叡王戦5番勝負の第5局が14日、千葉県柏市で指され、後手の伊藤叡王が120手で勝ち、3勝2敗として初のタイトル防衛を決めた。

 中盤に形勢を損ねた伊藤叡王が粘ってしのぎ、終盤の逆転につなげた。昨年6月、同い年の藤井聡太八冠=当時=を破り、初めて獲得したタイトルを死守した。タイトル2期獲得に伴い、八段昇段も決めた。

 伊藤叡王は終局後、「苦しい時間帯が長かったので、(防衛の)実感は全くない」と語った。斎藤八段は2018年の王座以来のタイトルを狙ったが一歩及ばず、「終盤で勝ち切れなかった」と悔しさをにじませた。 

初のタイトル防衛に成功し、撮影に応じる将棋の伊藤匠叡王=14日午後、千葉県柏市
初のタイトル防衛に成功し、撮影に応じる将棋の伊藤匠叡王=14日午後、千葉県柏市

このニュースに関するつぶやき

  • 伊藤叡王、防衛おめでとうございます。AIの形成判断ではかなり不利な状況からの大逆転でしたね。3勝2敗でスリリングな棋戦でした。
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