明日17日さらに酷暑で暑さのピーク 関東甲信で猛暑日続出 40℃迫る危険な暑さも

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2025年06月16日 15:49  日本気象協会

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日本気象協会

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明日17日はさらに猛烈な暑さに。関東甲信を中心に猛暑日(最高気温が35℃以上)地点が続出。内陸では40℃近くまで上がり、体温超えの危険な暑さに。梅雨の真っ只中ですが、これまで以上に万全な熱中症対策が必要。

関東甲信を中心に危険な暑さ 今年初の猛暑日地点が続出

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今日16日は夏の太平洋高気圧が日本付近に張り出し、今年一番の暑さになった所が多くなりました。午後5時までの真夏日(最高気温が30℃)地点数は今年最多の418、猛暑日(最高気温が35℃以上)も今季最多の22地点になりました。今年一番の暑さになった所が多く、全国で一番気温が上がった所は愛媛県西条市の36.5℃(6月としては2位)で、記録的な暑さになりました。

明日17日はさらに暑くなります。真夏日地点はさらに増え、猛暑日(最高気温が35℃以上)になる所も増えるでしょう。特に、関東甲信や東海で猛暑日地点が続出し、6月とは思えないような暑さになります。
日本気象協会のモデルによりますと、埼玉県熊谷市や群馬県館林市などで40℃近くまで上がる可能性があります。体温を超えるような危険な暑さでしょう。東京都心も35℃が予想され、猛暑日の過去最早記録(これまでの2022年6月25日が最早)を更新するかもしれません。先ほど、千葉県には関東で今年初めて「熱中症警戒アラート」が発表されました。

できるだけ暑い時間帯の外出は控えるようにしましょう。室内では無理をせず、エアコンなどで過ごしやすい環境にしてください。外で長い時間、作業される方は、こまめな水分補給や涼しい所で休憩をとることも大切です。汗をたくさんかいたら、塩分も適度にとるようにしましょう。

暑さに終わりが見えない 猛暑日の続く所も

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この先も梅雨の中休みが続き、日差しがジリジリと照り付けるでしょう。最高気温は30℃以上の真夏日が続き、19日(木)にかけては、岐阜や名古屋などで猛暑日が続くでしょう。真夏さながらの暑さのため、万全の熱中症対策が必要です。

週明けの23日(月)は再び猛暑日になる所があるでしょう。暑さにまだ終わりが見えません。体にこたえる暑さが続くため、熱中症などの健康管理に注意が必要です。

暑さに終わりが見えない 万全な熱中症対策を

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今日16日、気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されました。

向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みです。熱中症の危険性が高い状態が続きます。
屋外での活動などでは飲料水や日陰を十分に確保するなど熱中症対策を行い、健康管理に注意してください。また、農作物や家畜の管理等にも注意が必要です。

なお、1週間以内に高温が予測される場合には「高温に関する気象情報」を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には「熱中症警戒アラート」を発表します。最新の情報をこまめに確認しましょう。

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  • 来月は毎日40°C以上の高温が続く『大災難』が続いたりして?
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