鹿島の本拠地名称が『メルカリスタジアム』に…メルカリがネーミングライツを取得

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2025年06月19日 14:16  サッカーキング

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 鹿島アントラーズは19日、同クラブが指定管理者を務める『茨城県立カシマサッカースタジアム』のネーミングライツを株式会社メルカリが取得し、2025年7月1日以降の同スタジアムの新愛称が『メルカリスタジアム』(略称:『メルスタ』)になることを発表した。

 発表によると、『メルカリスタジアム』という新愛称には、企業名・サービス名の両方として親しまれている「メルカリ」の名前をシンプルに活用することで、覚えやすく、呼びやすい愛称にするとともに、鹿島アントラーズとメルカリが地域社会に対して一層深くコミットしていくという強い決意が込められているという。

 なお、ネーミングライツの契約期間は2025年7月1日〜2028年6月30日までとなる3年間で、契約金額は1年あたり1.5億円と明らかになっている。今後、新愛称『メルカリスタジアム』は、Jリーグ、JリーグYBCルヴァンカップを始めとする鹿島主催の試合およびイベント開催時など様々なシーンで使用されるものの、スタジアムの正式名称は今後も『茨城県立カシマサッカースタジアム』で変わりないことが伝えられている。

 スタジアムの愛称が変更となったことを受け、クラブ公式サイトでは茨城県・メルカリ・鹿島のコメントが以下のように発表されている。

■茨城県 大井川和彦知事
「メルカリ、鹿島アントラーズとスタジアムのネーミングライツ契約合意に至ったことを大変喜ばしく思います。県としては、ネーミングライツ収入をスタジアムの維持管理費用に充てることにより、県民・サポーターが安心して利用・応援できるような環境整備に活用していくほか、ネーミングライツの広告効果や、メルカリグループのスタジアム運営や地域社会へのコミットにより、本県にさらなる経済効果をもたらすことを期待しています」

■株式会社メルカリ 執行役 SVP of Japan Region 山本真人
「このたび、茨城県および鹿島アントラーズとスタジアムのネーミングライツの契約に合意できたことを大変光栄に思っております。Jリーグ開幕時から数々の歴史を創り上げてきたこのスタジアムに受け継がれる熱量や伝統に大きなリスペクトを抱いています。こうした伝統を受け継ぎながら、『あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる』というミッションを掲げるメルカリならではのエッセンスを加えることで、鹿島アントラーズはもちろん、地域社会に今まで以上に貢献できるよう、まい進してまいります」

■株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 代表取締役社長 小泉文明
「鹿島アントラーズがJリーグの舞台に立てたのは、カシマサッカースタジアムの建設という、まさに奇跡的な出来事があったからです。このスタジアムとともに、アントラーズは20個のタイトルを獲得し、その歴史に足跡を刻んできました。今後もクラブの伝統を守りつつも、さらなる変革が必要であると考えています。テクノロジーを活かした観戦環境における安心・安全性と利便性の追求を目指し、クラブに関わる全てのステークホルダーの方々や、今回ネーミングライツを取得するメルカリ社とも協力しながら、このスタジアムが地域にとって誇りであり続け、持続的に発展していくことに貢献していきたいと思っております」

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