『ルパン三世』声優、後任でつらい時期あった 山寺宏一、世間の評価“違和感”に「落ち込んでいました」 栗田貫一「気がついたら30年」

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2025年06月19日 19:27  ORICON NEWS

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映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』ジャパンプレミアに登壇した(左から)大塚明夫、沢城みゆき、片岡愛之助、栗田貫一、浪川大輔、山寺宏一、小池健監督 (C)ORICON NewS inc.
 アニメ『ルパン三世』の完全新作映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』(27日公開)のジャパンプレミア試写会が19日、都内で開催され、出演キャストの栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、片岡愛之助、小池健監督が登壇した。

【ソロカット】いい笑顔!真っ赤なネクタイ姿で登場した栗田貫一

 今回の映画は、1996年公開の『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来、約30年ぶりとなる2Dアニメ劇場版として公開されることから、30年前を振り返ることになり、1995年から前任・山田康雄さんよりルパン三世役を担当している栗田は「それまで山田さんの『不二子ちゃ〜ん』という一部しかものまねをしていなかったものですから。現場で声優の仕事をしている山田さんを見たこともないですし…」としみじみ。

 当時の収録を振り返り「レジェンドのみなさん(前任のルパン声優たち)がいる中で、ぽんっ!とスタジオに立たされて、言ってみたら『大谷(翔平)の代わりに投げてこい!』みたいな。右も左もわからないまま、気が付いたら30年を携わらせていただきました」と緊張した当時を振り返った。

 一方、2011年より銭形幸一役を前任・納谷悟朗さんから引き継いだ山寺は、14年間を振り返り「僕も2011年から引き継がせていただいて、なるべく納谷さんと『違和感がないように』と。ネットだと『違和感』という言葉が飛び交うんですよ。もう、いつみ見て落ち込んでいました」とつらい時期があったことを打ち明けた。

 1996年公開の『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来、約30年ぶりとなる2Dアニメ劇場版として公開される同作は、地図にない謎の島を舞台に、「あなたはまだ本当のルパンを知らない」がキャッチコピーで、新作にして原点となる“究極”を描いた物語。

 ルパン三世たちはバミューダ海域へ向かうが、島に近づいた瞬間、狙撃によって飛行機は撃墜され、一行は死の島へと不時着してしまう。島の支配者・ムオムは不老不死を掲げ、世界を選別と排除で支配しようとしており、銃も刀も通じない“死なない敵”を前に、ルパンは過去と誇り、そして盗人としての矜持を賭けた知略の戦いに挑む。

 ゲスト声優として、ルパンに立ちはだかる最強の敵で、不死身の男ムオム役を片岡愛之助、ムオムに仕える謎の少女サリファ役を森川葵が担当する。

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