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松竹は11日、人間国宝の歌舞伎俳優坂東玉三郎(75)が体調不良のため、東京・歌舞伎座で上演中の「八月納涼歌舞伎」を休演したと発表した。玉三郎は、第2部「火の鳥(ひのとり)」に出演しており、同日11日公演を中止した。
同社によると、玉三郎は体調不良で休演し、上演取りやめを決めたといい、「皆様には大変なご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪し、理解を求めた。
12日は当初から休演日となっており、13日以降の上演については「決定次第、松竹ホームページにてお知らせいたします」とした。
同社によると、玉三郎は「体調回復に努めている」という。
「八月納涼歌舞伎」は例年、多彩な演目により3部制で構成しており、今年の第2部「火の鳥」は坂東玉三郎、市川染五郎、市川團子らが出演。歌舞伎狂言作者の竹柴潤一氏が脚本、オペラを中心に幅広い舞台の演出を手がける原純氏が演出、美術原案などを担当。演出も手がける玉三郎が伝説の火の鳥、染五郎と團子が火の鳥を探し求める兄弟を演じている。
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