ひらかたパーク、岡田園長の新プロモーション開始 俳優・岡田准一が「超ひらパー兄さん」「園長」にふんする、ひらかたパーク(大阪府枚方市)の新CM「こっちが先」篇が、20日から関西地区でオンエア開始された。夢洲の大規模イベントを意識した内容となり、話題を集めている。
【動画】ひらパー“わ”んぱくイヤー! 岡田園長の新CM「こっちが先」篇 今年のひらパーは、“わ”んぱくイヤーとしてさまざまな施策が盛りだくさんの特別な1年になるという。CMでは、岡田園長がわんぱく少年たちと“わ”んぱく会場を訪れると、公式キャラクターの「イルカイルカ」(※ル=ちっちゃい“ル”)が登場する。
ポスタービジュアルには「こっちの木製リングは屋根なしやで〜。」のキャッチコピー。木製リングは、木製コースターエルフのこと。岡田園長は「間違えて来てください」と呼びかける。
ファンからは「万博すらパロディに」「ひらパー万博煽りかこれww」「万博もいじって行くスタイルw」「やるとは思ってたけど」「攻めているなぁ〜」「万博より絶対ひらパーの方が楽しいと思うでw」など、多数の感想飛び交っている。
■「こっちが先」篇15秒ストーリー ひらパー公式全文
2025年。どうやら今年、関西で大きなイベントがあるらしい。大阪の街の雰囲気も大きなイベントに向けて様変わりしていく。ひらパーも負けてはいられない。こっちは何を開催すればいい?そんなわけで、ここひらパーで「わんぱく」の開催が決定した。遊園地に粒ぞろいのわんぱくたちが結集する。この2025年に、昭和からタイムスリップしてきたかのようなぴちぴちシャツイン半ズボンのドリーム・チームを率いる園長。テクノロジーのかけらもない一行が飛び上がって宣言する「今年は、わんぱくイヤー」。意気揚々と「わんぱく会場」を目指す一行。と、そこに「わんぱく公式キャラクター『イルカイルカ』」(※ル=ちっちゃい“ル”)が待っていた。青いボディに真っ赤なほっぺ。それはさておき、ちっちゃい“ル”はどう読むの?と疑問に思う隙も与えずに、一行は園内を所せましと練り歩き、坂道に座って食事を取ることに…。
その1ヶ月前のことである。
「ねえ、ジョージ。今年、日本で大きなイベントがあるらしいの」
「それはいいね、ヘレン。ちょっと調べてみようか」
ノートPCを開きたくみに検索するジョージの横顔をヘレンは見つめる。
「どうやら、このWANPAKUというやつだ。ヘレン、日本に行こう!」
こうしてミネソタ州から日本にやってきたジョージとヘレン。
大阪のひらパーと呼ばれる遊園地に到着した。
「たしかここでWANPAKUをやっているはずだけれど」
本当にこれで合っているのか。何か別のイベントと間違えたんじゃないだろうか。不安になりあせるジョージ。心中をヘレンに悟られないために、いつもより早足で歩く。と、そのときジョージは見た。坂でもりもりたべる子供たちと園長の姿を。
「OH!坂わんぱく」
ジョージの不安は一気に晴れた。僕達は間違えてなかった。ヘレンもそう思うだろ?
そんなインバウンドの2人を見ながら呟く園長「間違えて来てください」
■CMの見どころ ひらパー公式全文
テクノロジーのかけらもない、それがひらパーの「わんぱく」。そしていまこの遊園地だけが、子供たちにわんぱくを提供できる。そう考えたに違いない岡田園長の子供たちを凌駕するようなわんぱくっぷり。とくに、子どもたちと一体となってわんぱく会場に向かう園長のカニ歩きは、塊になった巨大な別の生物にすら見えます。2025年、テクノロジーの時代に、「むしろわんぱくであれ」。そんな園長のメッセージが全カットで、園長の動きや表情から伝わるCMとなりました。
■CM撮影時のエピソード ひらパー公式全文
今回、このわんぱくイヤー開催のため「わんぱく公式キャラクター『イルカイルカ』」を共創することとなった。スタッフみんなのなかで園長のあの言葉がこだまする「いいもの作れるって思えないなら辞めたほうがいい。」夜を徹してデザインを考えるスタッフ一同。そして、ついに出来た。園長、見てください!…いつものイルカに赤いほっぺと鼻に絆創膏を1枚貼っただけの公式キャラクターを見ても、一切失望をみせず温かな表情で、わんぱくにまたがってくれた園長の大きな包容力を感じたスタッフ一同であった。