奄美地方が梅雨入り　71年ぶりに九州南部より遅れた梅雨入り

今日19日、気象庁は奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

奄美地方　平年より7日遅い梅雨入り

気象庁は、今日19日、奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より7日遅い梅雨入りです。今年も長雨の季節が始まりました。

5月16日は、奄美や沖縄より先に九州南部が全国のトップをきって「梅雨入り」となりました。1951年の統計開始以来、九州南部が全国トップの梅雨入りとなるのは初めての事です。

九州南部に続き、今日19日は奄美で梅雨入りとなりました。

奄美地方の梅雨入りが、九州南部より遅くなるのは、1954年以来71年ぶり2回目(1954年・2025年)です。

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。

奄美地方　雨の季節到来

この先、梅雨前線が奄美付近に停滞。雨雲のもととなる湿った空気が流れ込み、激しい雨が降ることもありそうです。梅雨入り早々に大雨となるおそれがありますので、十分ご注意ください。

なお、奄美地方の梅雨明けの平年は6月29日ごろです。