野田洋次郎が逃亡中の殺人犯役に挑戦 WOWOWドラマ『夜の道標』主演は吉岡秀隆

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2025年06月20日 12:09  ORICON NEWS

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野田洋次郎が逃亡中の犯人役で出演=『連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-』9月14日より放送・配信
 俳優・吉岡秀隆が主演を務めるWOWOWの新作ドラマ『連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-』(9月14日スタート、全5話※第1話無料放送)に、ロックバンド・RADWIMPSのフロントマンで俳優としても活動する野田洋次郎が出演することが発表された。野田は、殺人事件の容疑者であり、逃亡中の阿久津弦役を演じる。

【動画】吉岡秀隆演じる刑事が野田洋次郎演じる容疑者に迫る特報

 原作は、芦沢央による小説『夜の道標』(中公文庫)。第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞し、社会派ミステリーとして高い評価を受けた一冊だ。脚本は倉光泰子(『PICU』『バニラな毎日』)、監督・共同脚本は森淳一(『見えない目撃者』『重力ピエロ』)が手がける。90年代の社会と家族を背景に、現代にも通じるテーマを丁寧に描き出す。

 吉岡が演じる主人公・平良正太郎は、家庭の問題や組織内の立場に悩む中堅刑事。彼は部下と共に、1996年に発生した殺人事件の真相を追い、逃亡犯・阿久津弦の過去に迫っていく。

 野田演じる阿久津は、軽度の精神障害を抱え、学生時代に心の支えとなった恩師を殺害した疑いがかけられている。数々の証拠を残しながらも、2年間行方不明のまま。信頼していた恩師をなぜ殺したのか。野田は「今の世の中に、優しくはないけれど必要な作品だと感じました」とコメントを寄せており、森監督と深く対話を重ねたという。

 真実に向き合う刑事と、社会に翻ろうされる容疑者――複雑な人間模様と事件の裏に潜む“社会の闇”が交錯する本作は、単なるミステリーにとどまらない重厚な人間ドラマとして展開される。

■阿久津弦役:野田洋次郎のコメント

 いただいた脚本を読ませてもらいながら、作中で生きる人々の感情の、その質量の重さみたいなものに圧倒されました。引きずり込まれるような感覚がありました。今まで演じてきたどんな役とも違う難しいものになると想像しつつも「この作品に関わりたい」と強く思いました。手頃で安易な答えがあふれる今の世の中に、決して優しくはないけど、必要な作品だと感じました。大切な作品を、このチームで作れたことを誇りに思います。ぜひご覧ください。


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