肺がん疑い見逃し、890万円賠償=患者死亡、報告書確認せず―兵庫

33

2026年05月18日 19:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

 兵庫県は18日、はりま姫路総合医療センターで、70代男性患者に肺がんの疑いがあることを見落とし、その後男性が死亡する医療事故があったと発表した。県は見落としにより必要な治療が遅れたとして、遺族に損害賠償金891万1000円を払うとしている。

 県病院局によると、同センターの前身の病院は2022年1月と3月、別の病気で入院していた男性にコンピューター断層撮影装置(CT)検査をした。肺にしこりが見つかり、放射線診断科医などが報告書を作成したが、担当医はこれを確認しなかった。

 男性はいったん退院したが、23年5月に肺炎の疑いで同センターに緊急入院し、ステージ3の肺がんと判明した。この際、CT検査の結果の見落としが発覚し、県は男性と家族に謝罪。男性は24年8月、病状が悪化し、自宅で死亡した。

 県の担当者は「見落としがなければ、肺がんの可能性を疑い、より詳しい検査をすることなどができた」と話した。

 杉村和朗県病院事業管理者は「大変申し訳なく思う。医療安全対策の取り組みを進め、再発防止に努める」とコメントした。 

このニュースに関するつぶやき

  • 肺がんの種類にもよるらしいけど、ヘリカルCTじゃないと隠れたりしてるところが気づきにくいんじゃなかったかな?
    • イイネ!9
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(30件)

ニュース設定