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プロ野球の元阪神タイガース選手、亀山つとむ(前名は努)氏の双子の弟で、タレント亀山忍(かめやま・しのぶ)さんが5日に腎臓がんのために亡くなっていたことが、8日までに分かった。56歳だった。遺族の意向により、葬儀は家族葬で行われる。
所属事務所関係者によると、忍さんは、2010年代に入ったあたりから体調を崩し、活動していなかった。同関係者は「随分前から病気でいろいろ治療に専念していて、仕事ができていなかった」と話した。
忍さんは1969年7月20日、大阪府生まれ、鹿児島市出身。鹿屋中央高時代は、兄努とともに野球部で活躍した。阪神に入団した兄努が90年代前半、頭角を現し、新庄剛志とともに「亀新フィーバー」を起こすと、忍さんもタレントとして注目を集めるようになった。
タレントとしてテレビに出演する一方で、TBS系「水戸黄門」などでは、俳優としても活躍。フジ系「ワンダフルライフ」では打撃指導、NHK朝の連続テレビ小説「芋たこなんきん」では、奄美弁指導も行うなど、マルチに活動していた。
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