これで「部屋がくさい」と思われない!簡単で体に優しい消臭法

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2014年01月22日 08:10  &Mama

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これで「部屋がくさい」と思われない!簡単で体に優しい消臭法

冬はほとんど室内を閉め切っているので、部屋のニオイが気になりませんか?


さらに室内干しなんかしているときは、もう大変! 突然、誰かが来たら「うわっ」と思われそうで怖いですよね……。女性はやっぱり、いい香りの部屋に過ごしたいと思うもの。


そこで今回は、アロマインストラクターの中井アカネさんから、女性が好きなアロマを使った室内の抗菌・消臭法を教えていただきました!



■消臭のためにアロマを使うといい理由


まず、なぜ部屋の消臭にアロマがいいのかというところからご説明していきます。みなさんは”消臭”と聞くと、すぐに市販の消臭スプレーや消臭剤が頭に浮かびませんか?


確かに、これらも有効です。しかし最近では、化学物質過敏症や、アトピー・アレルギーのある人や、人工香料に過敏な人も増えています。


そのため、小さい子どものいるママの間では「なるべく安全で自然なものを使いたい」という意識が高まっているのです!


実はアロマテラピーで使用する精油は、100%自然なものが使われています。それで、人工的なものと比べるととても安全性が高いのです。



■アロマを使った部屋の消臭方法3つ


体に優しいと聞くと、試してみたくなりますよね? 次に、中井さんから教えていただいた、具体的な消臭方法をご紹介します。


(1)ディフューザーやランプで芳香浴をする



そもそも精油には、いずれも抗菌作用やマスキング(におい消し)の働きがあります。


そのため、普段当たり前のようにやっているかもしれませんが、アロマディフューザーやアロマランプを使用して芳香浴するだけで、室内の空気清浄になるのです!


また、今の季節は、抗菌、抗ウイルスに効果のある精油を使い、芳香浴をするのもオススメです。


例えば、ラベンダー・アングスティフォリア、ユーカリ・ラディアタ、ティートゥリー、レモングラスなど。これらの精油には風邪やインフルエンザの予防、症状緩和の効果もあるため、試してみませんか?


(2)アロマスプレーを作って部屋に散布する



アロマスプレーを散布することも、空気清浄効果が高いです。とくにニオイが染み込みやすく、洗濯が大変なカーテンやクッション、ぬいぐるみなどにかけると簡単にニオイが気にならなくなります。


また、ニオイの発生しやすいキッチンの三角コーナー、ゴミ箱、トイレなどでも使用できるので、ひとつ作っておくと重宝しますよ。


アロマスプレーは、18mlの無水エタノールに精油を8滴たらし、2mlの精製水を順番にスプレー容器に入れて、その都度よく振り混ぜるだけで作れます。


ただし、このスプレーの使い切り目安は1ヶ月です。布に使用する場合は、色落ちやシミになる可能性があるので注意しましょう。


ちなみに、香りの刺激は脳に伝わるため、気持ちを穏やかにしてくれます。アロマでリラックス、リフレッシュすることは、ストレス解消や疲労回復にもつながっていくんです。


よって、アロマスプレーのようなもので普段の生活に香りを取り入れることは、とても大事なことなんですよ!


あと、ひとつだけ注意があります。猫は、精油の成分を体内で分解・代謝することができないと言われています。


そのため、使用する場合は、猫のいないところで行なうか、使用量に気をつけてください。すぐ体調不良になることはなくても、少しずつ体内に蓄積されていくこともあります。頭に入れておきましょう。


(3)重曹ボールを作って気になるところに置く



3つめは今たいへん人気が高い重曹を使った消臭です。


重曹には、脱臭作用があります。重曹と精油を使った重曹ボールを作って、ニオイが気になるところに置いておくのもいいです。重曹ボールの作り方は、40gの重曹ビニール袋に測り入れて、精油を4滴たらすことから始めます。


それから、ビニール袋の口を閉じ、しっかり持って振ります。そして布の上にこの重曹を取り出して包み、輪ゴムで縛るだけで作れます。


できたこの重曹ボールは、ニオイの気になるクローゼットや靴箱にいくつか置いておくといいです。


ちなみに、輪ゴムの上から、リボンやレースを飾るとかわいくなるので、市販のださい消臭剤デザインを見なくて済むようになります。これなら、オシャレなところに置いても違和感ありません。



■アロマ使用時に注意してほしいこと


最後に、アロマを使うときの注意点をお伝えします。アロマテラピーで使用する精油は、100%自然のものを使うことが大事ですが、自然のものだからと言って安全だとは言い切れません。


年齢や体調などにより、注意して使用するか使用を控えていただきたいものがあります。また、体質に合う合わないも人それぞれ。様子を見ながら使用してください。そして、上記アロマグッズで使用する精油の量は必ず守りましょう。


[比較的安全性が高い精油]


ラベンダーアングスティフォリア、ローズウッド、ティートゥリー、ユーカリラディアタ、レモングラス、イランイラン、オレンジスイート、ゼラニウムエジプト


[注意が必要な精油]


サイプレス(発汗調整に役立つものの妊婦・乳腺症・がんの方には使用できません)


ニオイ対策や雑菌の繁殖を抑えるのによい精油は 上記に限らず他にもたくさんあります。市販されている精油は200種類以上あるともいわれ、メーカーもたくさんあります。できるだけ品質の確かなものを選んで使用してください。


あと、アロマテラピー・精油の使用は自己判断自己責任の下に行うことになっています。


妊娠を希望されている方、妊娠中、出産後、授乳中、乳幼児、高齢者、持病のある方など、精油の使用に不安がある方は、必ずアロマテラピーに関する知識を持つ有資格者の方に相談したり、専門の書籍を読んだりしてくださいね!



いかがでしたか?


もちろん、こまめに部屋の換気をすることや、ゴミをためこまないようにすることもとても大切です。それでも、ふっとニオイが気になるとき、誰かが来てくれるときにこの消臭法をぜひ試してみてほしいと思います。


また、精油は色々な香りがあるので、好きな香りを見つけてみては? すると、ますます部屋で過ごすのが楽しくなりますよ!



【取材協力】


※ 中井アカネ・・・看護師、ナードアロマテラピー協会認定アロマセラピスト・アロマインストラクター、公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーインストラクター。アロマサロン・スクール『Replus』主宰。


子育て中にフランス式アロマテラピーに出会い 薬に頼ることなく自然治癒力を高めることや日々を楽しく健やかに過ごすことの大切さを学ぶ。日々の暮らしに生かせるアロマを勉強・実践中。子育て・趣味・アロマに関するあれこれをブログ『三重 アロマサロン・スクールReplus あ〜ちゃん☆』で更新中。



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