これぞリアル“二刀流”! 日ハム・大谷、投手で3勝目、野手では猛打賞!

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2016年05月29日 16:40  ベースボールキング

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ベースボールキング

● 楽天 3 − 12 日本ハム ○
<10回戦・Koboスタ宮城>

 日本ハムの大谷翔平が29日の楽天戦で、パ・リーグの主催試合ではプロ入り後初めて、「6番・投手」でスタメン出場。投げては7回を1失点に抑え3勝目。打っては3安打1打点と“投打”で勝利に大きく貢献した。

 昨季投手三冠に輝くもここまでリーグ戦2勝の投手では、2回まで2つの四球を与えるも、無安打に抑える。しかし、3回先頭の足立祐一に二塁打を打たれると、続く聖沢諒にセンターへ弾き返され1点を失う。

 それでも、4回以降は粘り強い投球で、楽天打線に得点を許さず。特に5回は先頭の中川大志を156キロのストレートで空振り三振に仕留めると、続く後藤光尊には119キロのカーブで空振り三振。最後は前の打席にヒットを許した足立をスライダーで投ゴロに仕留め、緩急自在の投球を見せつけた。

 7回には二死三塁で迎えた足立の打席では、1ボール1ストライクから3球目に投じたストレートが160キロを記録し、2ストライクとすると、最後は161キロのストレートで空振り三振に斬って取った。大谷は7回、1失点でマウンドを降りた。

 一方の野手では初回、二死二塁の場面で回ってきた初回の第1打席は一ゴロ、3回無死走者なしの第2打席は空振り三振に倒れるも、5回の第3打席でライト前に運び、11試合連続安打をマーク。

 さらに6回の第4打席でもライト前に運び、5月19日ソフトバンク戦以来となる今季8度目のマルチ安打を記録した。勢いの止まらない大谷は7回二死一、二塁の第4打席で、タイムリー二塁打を放ち、今季2度目の猛打賞。

 大谷は“投打”に圧倒的な存在感を見せ、来週から始まる交流戦を前に、良い予行練習になった。

このニュースに関するつぶやき

  • 交流戦ビジターで二刀流完封猛打賞本塁打を成し遂げたら、不足気味の勝利数の底上げに注力してもらえたら…
    • イイネ!5
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