福岡大大濠が選抜初勝利！　2年生が大会史上12人目の2打席連続弾

【第89回選抜野球大会】
● 創志学園 3 − 6 福岡大大濠 ○
＜3月22日　1回戦＞

　九州王者の福岡大大濠が、粘る創志学園（岡山）を振り切り選抜初勝利をマーク。2年生の8番打者・樺嶋の2打席連続本塁打が光った。

　福岡大大濠は2回、二死二塁から樺嶋が大会第6号となる2ランを放ち先制。樺嶋は4−0の4回にも、大会史上12人目となる2打席連続弾を左翼席へ運び、5−0とリードを広げた。

　投げては大会注目の右腕・三浦が、立ち上がりから安定感抜群の投球を披露。6回に2点を奪われ、3点リードの8回は無死満塁とされたが、このピンチを犠牲フライによる1失点に凌ぎ、9回3失点の完投勝利を収めた。

　創志学園は、先発左腕の秋山が3回4失点で降板。4回から登板したエース右腕・難波は5回を2失点に凌いだが、打線の反撃は3点止まりだった。