ヨーロピアンF3:公式テスト1回目は全車1.1秒以内の激戦。牧野任祐、佐藤万璃音も走行

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2017年03月27日 18:11  AUTOSPORT web

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FIAヨーロピアンF3の第1回テストでトップタイムを記録したハリソン・ニューウェイ(ファン・アメルスフールト・レーシング)
FIAヨーロピアンF3は3月24〜25日、ハンガリーのハンガロリンクで公式テストが行われ、ハリソン・ニューウェイ(ファン・アメルスフールト・レーシング)がトップタイムを記録した。日本の佐藤万璃音(モトパーク)は17番手、牧野任祐(ハイテックGP)は18番手タイムだった。

 4月14〜16日に開幕を控えた2017年のFIAヨーロピアンF3。第1回目の合同テストには全19台が参加した。

 テスト初日はマクラーレンの若手育成ドライバープログラムに加入しているランド・ノリス(カーリン)が1分34秒893でトップタイムを記録する。

 迎えた2日目、空力の“鬼才”エイドリアン・ニューウェイの息子であるハリソンは午前のセッションで1分34秒012のベストタイムを叩き出し、タイムシートのトップに浮上してみせる。

 午後にかけては気温が上がらず、タイムも出にくい状況となったこともあり、ハリソンのタイムを破るドライバーは現れず。ハリソンが2日間のテストをトップで終えた。

 ハリソンと0.028秒差の2番手にはカラム・アイロット(プレマパワー)、0.113秒差の3番手にはノリスが続き、イギリス人ドライバーがトップ3を独占。

 また、トップから11番手のジョーイ・モーソン(ファン・アメルスフールト・レーシング)までが0.5秒差、もっとも遅い19番手のキーバン・アンドレス・スーリ(モトパーク)までも1.1秒差と僅差の戦いとなっている。

 今年がF3デビューとなる佐藤は2日間合計で98周を走破し、1分34秒979がベストタイム。ヨーロピアンF3参戦初年度となる牧野は116周を走り込んで1分35秒045のベストタイムを刻んでいる。

 このあとFIAヨーロピアンF3は、3月28〜29日にオーストリア・レッドブルリンクでふたたび公式テストを実施。その後、イギリス・シルバーストンで開幕を迎える。

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