うっすらと夕暮れ時となった16時30分にスタートが切られた全日本F3の第4戦。午前の予選でストップを喫し、リタイア届けが出された宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)をのぞく17台によって切られた注目のスタートでは、ポールポジションの高星がスタートを決める一方で、2番手の坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)がやや遅れ、3番手スタートの阪口晴南(HFDP RACING F316)が2番手へ。5番手スタートのパロウが3番手と、アウト側スタートのマシンが順位を上げていく。
1周目は各所で激しい順位争いが起き、ヘアピンではパロウが阪口のインを突き2番手に浮上。さらにシケインでは、スタートでポジションを落とした坪井が阪口をパス。これで1周目は高星、パロウ、坪井、阪口と続く展開に。一方、阪口の後方では好スタートを決めたイェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)、三浦愛(EXEDY B-Max F317)が続いた。