大谷翔平、7回途中11Kの力投も白星つかず…チームはサヨナラ勝ちで連敗ストップ

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2018年05月14日 08:51  ベースボールキング

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ベースボールキング

先発して好投を見せた大谷翔平
○ エンゼルス 2 − 1 ツインズ ●
<現地時間5月13日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平投手は現地時間13日(日本時間14日)、本拠地で行われたツインズ戦に先発登板。7回途中まで投げて被安打3、11奪三振の好投を見せたが、4勝目はならず。それでも、チームはサヨナラ勝ちで連敗をストップした。

 現地は5月13日の「母の日」ということで、胸にピンクリボンが入ったユニフォームにピンクの帽子という普段と違う装いでの試合となったこの日。今季6試合目のマウンドに登った背番号17が躍動する。

 立ち上がりこそ速球の制球に苦しむ場面が見られるも、2回はアウトすべて三振で奪う力投。3回も三者連続三振に斬るなど、徐々にギアを上げていく。

 0−0のまま迎えた5回裏、打線は内野ゴロの間に1点を挙げてついに先制。リードをもらった大谷は6回に四球と暴投からピンチを招いたが、二死三塁から4番のエディ・ロサリオを空振り三振に斬ってピンチ脱出。虎の子の1点を守った。

 ところが、7回も続投した大谷は先頭打者を斬るも、この日2安打のローガン・モリソンに四球を出したところでベンチは交代を決断。これが裏目に出る。

 後を受けたキャム・ベドロジャンが安打でピンチを広げると、この日はベンチスタートだった代打ジョー・マウアーに適時打を浴びてかんたんに失点。大谷の4勝目が消える。後続はなんとか斬って同点で止めたものの、試合は振り出しに戻った。

 その後は両者とも決め手を欠く展開。エンゼルスは不安要素であるリリーフ陣がピンチを作りながらなんとかしのぐも、打線も7回・8回と続けて先頭打者が出塁しながら得点には結び付けられず。1−1のまま9回の攻防に入る。

 すると9回、エンゼルスはジム・ジョンソンがつかまり、一死一塁からロビー・グロスマンにセンターオーバーの二塁打を許す。スタートを切っていた一塁走者は迷わずホームを狙ったが、ここは見事な中継プレーでホーム間一髪アウト。ギリギリのところで勝ち越しは許さない。

 するとその裏、クリス・ヤングが死球を受けて3イニング連続で先頭打者が出塁すると、マーティン・マルドナドが犠打で送って一死二塁のチャンス。つづくザック・コザートが初球をレフトへと弾き返すと、ヤングが二塁から一気に生還。あれだけ遠かった1点がかんたんに入り、エンゼルスがサヨナラ勝ち。2−1で勝利し、ホームでの3連敗を阻止した。

 先発した大谷は6回1/3を投げて被安打3、与四球2、11奪三振。降板時は無失点だったが、後を受けた投手が残した走者を還したため失点1がついた。4勝目こそつかなかったものの、しっかりと試合を作ってチームの連敗ストップに貢献した。

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  • 勝ち星がつかなかったのは残念・・だけど、評価は、またまたアップでしょうね。
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