FW中村敬斗がオーストリアの強豪LASKに完全移籍「ガンバ大阪で経験した全てが私の財産」

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2021年08月11日 22:32  サッカーキング

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中村がLASK移籍 [写真]=Getty Images
ガンバ大阪は11日、FW中村敬斗のFCジュニアーズへの期限付き移籍を解消し、LASKリンツに完全移籍することを発表した。

 中村は2月にシント・トロイデンとの契約を解除しFCジュニアーズへ移籍。今年12月31日までとなっていた契約を11日付で解除しLASKリンツ加入が決まった。

 LASKリンツは昨シーズン、オーストリア・ブンデスリーガを4位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグ(EL)にも出場した。

 移籍が決まった中村はガンバ大阪のクラブ公式サイトを通じ次のようにコメント。17歳から所属しているガンバ大阪への感謝をつづり、新天地での意気込みを語っている。

「この度、私はオーストリア1部のLASK LINZへ完全移籍をする事になりました。LASK LINZで活躍できるように、これからも更に精進してまいります。私は17歳でガンバ大阪に加入し、トップチームの宮本元監督からはプロの厳しさを、ガンバ大阪U-23の實好元監督と、森下元監督からは、自分らしさを失わずに自分を信じる事の大切さを教えて頂きました。ヨーロッパで順風満帆にいかない時でも、私が自信を無くさずに不屈の精神でいられるのは、ガンバ大阪での経験があるからです」

「私は17歳でJ1リーグ開幕戦デビューを果たしましたが、その後プロとして未熟だった為、J3リーグのベンチからやり直す事になりました。今の私はガンバ大阪でのこの経験が、自分はどんな事が起きても必ず這い上がれるという自信に繋がっています。17歳、18歳という若さで、プロとしてガンバ大阪で経験した全てが私の財産です。私はガンバ大阪でプロになれた事を、大変誇りに思っています。ガンバ大阪のチームメイト、スタッフ、関係者、そして応援してくださっているサポーターの皆さん、デビューしてからこの期限付き移籍期間を含めての3年半、変わらず温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます」

「ガンバ大阪U-23の時に作って頂いた横断幕のキャッチコピー『魅せろ 進化し続ける才能』この言葉を胸に、これからも目の前の一瞬一瞬を大切に歩んでいきます」

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