「俳優部門」は永野芽郁、「文化人部門」は東京五輪の開会式でピクトグラムをモチーフにしたパフォーマンスが注目を集めたが〜まるちょば(HIRO-PON)・GABEZ、「アスリート部門」は卓球の水谷隼(伊藤美誠は欠席)など豪華な顔ぶれがひな壇に並び集合写真を撮影した時のことだ。「アーティスト部門」で受賞した3人組バンド・Awesome City Club(オーサムシティクラブ)にカメラマンが指示を出した。
野田クリスタルによると、そのカメラマンはひな壇の下段にいたAwesome City Clubに向かって「ちょっと、青い方(かた)、もうちょっと左に行ってください」と指示したという。メンバーのatagi(アタギ)、モリシーに「青」のイメージはないので、髪を青くしていた紅一点のPORIN(ポリン)を「青い方」と呼んだのだろう。その瞬間を思い出しながら野田と村上は「よかったよ、フォトセッションが中止にならなくて」、「帰ってもいいよね」、「アーティストによっては帰ってますよ」とぼやきが止まらない。
Awesome City Clubは映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソング『勿忘(わすれな)』がストリーミング再生数2億回超えの大ヒットとなる人気ぶりで、今年の『第72回NHK紅白歌合戦』に初出場が決定した。野田は紅白出場アーティストのボーカルに「青い方ちょっと」と指示するカメラマンに対して「一般人じゃないんだからさ。俺らならまだいいよ。そこのピンクの人とか言われても…」と苦言を呈せば、村上は当のAwesome City Clubが全く気にしていなかったので、マヂラブが代わりに「いや、青い人って!」とツッコむべきだったことを後悔していた。
さらに野田は「カメラマンがおじさんなのでAwesome City Clubを知らないのは仕方ないとしても、集合写真を撮るのが仕事なんだからせめてメンバーの名前ぐらい覚えておこうよ」と持論を展開。村上と2人で「気まずかったですよね〜」と共感し合うのだった。