菊池雄星、6回途中3失点で11勝目　MLB5年目で初の2ケタ勝利＆規定回クリア

○ ブルージェイズ 11 − 4 レイズ ●
＜現地時間9月29日　ロジャース・センター＞

　ブルージェイズの菊池雄星投手（32）が29日（日本時間30日）、本拠地でのレイズ戦に先発登板。6回途中5安打3失点でレギュラーシーズン最終登板を今季11勝目（6敗）で飾り、ブルージェイズはポストシーズン進出へのマジックを「1」とした。

　序盤は3イニング連続で先頭打者の出塁と許すも、要所で2併殺を奪うなど無失点スタート。すると、味方打線が爆発し大量援護を得た。4回と5回はテンポ良くアウトを重ね2イニング連続3者凡退。5回までゼロを重ね勝利投手の権利を得た。

　8点リードで迎えた6回、無死二塁で1番・ディアスに左越え2ランを浴びると、続くラミレスにも左翼フェンス直撃の二塁打を浴び降板。レギュラーシーズン最終登板は5回0/3で76球、5安打3失点、4奪三振2四球の結果となった。

　大勝したブルージェイズは連勝で貯金18とし、ポストシーズン進出へのマジックは「1」。菊池はレギュラーシーズン最終登板を白星で飾り、今季通算はすべて先発で32試合（計167回2/3）に登板し、11勝6敗、防御率3.86、181奪三振をマーク。メジャー5年目で初の2ケタ勝利、規定投球回クリアを果たすなど、次なる大舞台・ポストシーズン初登板に期待を膨らませた。