伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、ハ・ヨンス演じる崔香淑が抱えていた事情が明らかになり、それと同時に、香淑がかけている“メガネ”にも注目が集まった。
■帰国を勧められるも…
香淑は兄・潤哲(ソンモ)の誘いで日本に留学して法律を学んでいた。しかし、潤哲が特高警察に思想犯の疑いをかけられて帰国。香淑も監視されており、兄に帰国を勧められていたが、それを拒否し、住み込みで働きながら寅子(伊藤)らと共に勉強していた。
香淑は寅子らに、自身は高等試験に合格する見込みはないものの女子部の仲間の次の試験の準備を手伝い、今後の明律大女子部のためになればと考えて一緒に勉強を続けていたことを打ち明ける。
|
|
関連記事:『虎に翼』脚本家も驚いた…裁判シーンの“違和感”にゾッとする 視聴者も「恐ろしい」「公正公平じゃない」
■「むごい」「涙あふれた」の声
Xでは、強い決意で日本に残った香淑に「香淑さんが朝鮮の人として登場してから日本にいられなくなるのでは…と思ってたらやっぱり…つらいなあ」「香淑さん残るの危ないよ」「国に帰ってほしい。どんなに酷い目に遭うか知っているから」と心配の声が。
さらに、「香淑さんのような仲間思いの人にこそ弁護士になってほしい」「自分の身に危険が迫っているのに、仲間たちや後輩を応援するために日本に残っている。こんな人が世の中にいる? と思ったら切なすぎて涙があふれた」「こんないい子が報われないなんてむごいよ…」といった感想もみられた。
関連記事:『虎に翼』塚地武雅“雲野六郎”登場で話題に 役名から「あるキャラクター」連想する人も
|
|
■メガネが表す意味
また、香淑がかけているメガネに注目する人も。
大学などでは丸いメガネをかけている香淑だが、自宅で兄と一緒にいるときにはかけておらず、特高警察が踏み込んでくると慌ててメガネをかける場面も。女子部の仲間に自分の事情を打ち明けるときにも、メガネを外してから話し始めていた。
これには、「香淑さんの眼鏡はなんかの鎧かな、きょう初めて外したような」「きょうは皆に告白するときにそっと外してた。眼鏡は香淑さんにとっての鎧だったのかも」「メガネは自分を守る盾のような物なのか…?」「心を許す人の前で外す…みたいな感じかな?」といった意見が見受けられた。
関連記事:お見送り芸人しんいち、さらば青春の光・東ブクロの爆弾を投下 テレビNGの内容に視聴者は騒然
|
|
■日本に残る決意をした香淑
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
潤哲から「一緒に帰ろう」と言われましたが、「やるべきことがある」と香淑。
これからの女子部のために、仲間たちと一緒に勉強を頑張っていました。
「みんなは次こそ必ず受かるって、そう信じているから」#朝ドラ #虎に翼#ハ・ヨンス pic.twitter.com/YSEZ2aekK9
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 7, 2024
・合わせて読みたい→お見送り芸人しんいち、さらば青春の光・東ブクロの爆弾を投下 テレビNGの内容に視聴者は騒然
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)