ファッションの祭典「メットガラ2024」が現地時間5月6日(現地時間)、米メトロポリタン美術館で開催。米俳優メグ・ライアンが23年ぶりに登場しました。かつて“ロマコメの女王”として人気作に多数出演していたメグは、近年公の場からは遠ざかり、昔に比べ容姿が大きく変わったと話題になっていました。
●ドレスコードは「The Garden of Time(時間の庭)」
米VOGUE誌編集長アナ・ウィンターが主催する「メットガラ」は、多くのセレブがあっと驚かせるようなインパクトのあるドレスや美しい装いで登場するファッションのお祭り。1948年から続くこのイベントは毎回テーマが設けられ、2024年のドレスコードは「The Garden of Time(時間の庭)」となっています。
今回、23年ぶりにメットガラへ姿を見せたメグは、NY発祥のブランド「マイケル・コース」の黒いドレスを選びました。現在62歳のメグが身にまとったこのドレスは、上半身がシアーな素材で胸元とウエストに黒い花があしらわれ、控えめなセクシーさと華やかさが目を引く一着。
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さらに彼女の象徴ともいえるくせ毛のようにカールした金髪のショートボブに愛嬌(あいきょう)満点の笑顔、スタイリッシュなスモーキーアイメイクに赤いリップで貫禄もプラスされています。
ちなみにメグが前回メットガラへ登場したのは2001年のこと。テーマは「Jacqueline Kennedy: The White House Years(ジャクリーン・ケネディ:ホワイトハウス時代)」だったその年、メグはトップスに光沢のある白、ボトムが黒の膝丈ドレスを選択し、ヘアスタイルはストレートのショートボブというフレッシュなスタイルでした。
●「トップガン」続編もスルー 90年代以降のメグ
「めぐり逢えたら」(1993年)や「ユー・ガット・メール」(1998年)など、90年代に“ロマンティックコメディーの女王”と称され引っ張りだこだったメグ。キュートな演技とルックスで人気を博し、彼女の特徴といえる口角のキュッと上がった笑顔や金髪のショートボブで唯一無二の魅力を放っていました。
しかしキャリアが少し緩やかになったころからだんだんと公の場に姿を現すことが少なくなり、世間では容姿が以前とは変わってしまったとうわさされることも。彼女のキャリア形成の上で重要な作品である1986年の「トップガン」に続く「トップガン マーヴェリック」(2022年)でのキャロル・ブラッドショウ役再演にも期待が寄せられていたものの、アーカイヴ映像のみの出演となっていました。
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●前年には“激変”が話題も 「アメリカの恋人だね」と高評価だった今回
2023年にはカナダの俳優マイケル・J・フォックスのドキュメンタリー映画「STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー」特別上映会で久々に姿を見せ、その容姿がまさに“激変”してしまったとSNSやニュースで話題になりました。しかしその後、自身の十八番であるロマコメ映画の最新作「What Happens Later」(2023年)では、かつてのキュートな印象そのままにチャーミングな魅力を振りまき、かわいらしさを残しつつ成熟したメグの新しい魅力はファンからも好評を博しました。
今回、久しぶりに「メットガラ」へ堂々と登場したメグへ、SNSでは「アメリカの恋人だね」「彼女とってもすてき」「お見事!」「何て上品。やり切ったね!」とさすがの存在感と美しさをたたえる声が並びました。また、「メグがメットに登場するなんて!」と23年ぶりの再登場へ、感動を抑え切れない往年のファンから声も寄せられています。
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