見上愛、監督からの手紙に涙「聞いてない!」 初の映画単独主演に感慨「うれしい限り」

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2024年05月11日 12:44  ORICON NEWS

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見上愛 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の見上愛(23)が11日、都内で行われた映画『不死身ラヴァーズ』公開記念舞台あいさつに出席。松居大悟監督からのサプライズレターに涙を流した。

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 本作は見上にとって単独初主演作となる。客席を見わたした見上は「感慨深いものがあります。本当に人に届いているんだなと言う自覚が生まれてうれしい限りです」とにっこり。「私のヘアメイクさんがきのう、見に行ってくださって。るんるんで帰っている女の方がいたらしいです。すごいうれしい話だなと思いました」と喜んだ。

 イベントでは、松居大悟監督の大ファンという見上に松居監督からサプライズで手紙も。「聞いてない!」と驚く見上に監督は「十何年以上も眠っていたこの映画は、見上さんがオーディションに来てくれたあの会議室から、あの瞬間から動き出したんだと思います。長い長いトンネルの中で、真横からぶっ壊して光を見せてくれました」と感謝した。

そして「三上さんがいなかったら、きっとこの作品は作れていないし、この場所にも立っていないし、今このお客さんたちとも会えなかったと思います。これまで現場でも、取材でもぼんやりしたことしか話せていませんが、『不死身ラヴァーズ』をみんなに届けられるきょう、改めてお礼を伝えたいです」と続けた。

 見上は「バチバチにメイクしてもらったのに」と涙を流し、「誰かに見てもらうことによって、それぞれの解釈が入ることによって、映画は完成するんじゃないかなと思っています。皆のパワーになっていけばいいなと思います」と願いを込めた。

 原作は、高木ユーナ氏の同名漫画(講談社『別冊少年マガジン』)。映画では、好きになる・なられる男女の2人の関係性が入れ替わっている。“運命の相手”と信じるじゅんと両想いになった瞬間、じゅんがこの世界から忽然と消えてしてしまうという出来事を繰り返す、りの。2人は人生の中で何度も出逢い、その度にりのは「好き」と伝え、両想いになり、じゅんは消えてしまう。それでもあきらめない、りののどこまでも真っすぐな「好き」が奇跡の結末を起こす。

 イベントには、佐藤寛太、青木柚、澤部渡も出席。澤部は主題歌「君はきっとずっと知らない」を生歌唱した。
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