達成されれば史上初の"3年連続" 桜花賞馬がオークスで狙う記録とは

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2024年05月16日 07:00  netkeiba

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ステレンボッシュ(撮影:下野雄規)
 東京競馬場で5月19日(日)に行われるオークス(3歳牝・GI・芝2400m)。桜花賞馬ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が二冠制覇とともに“史上初”の記録を狙う。

 ステレンボッシュは父エピファネイア、母ブルークランズ、母の父ルーラーシップの血統。5代母がHighclereなので、ディープインパクトやブラックタイドをはじめ、ウインクリューガー、ゴルトブリッツ、レガレイラなど数多くの活躍馬と同牝系にあたる。

 これまで5戦3勝。新馬勝ちのあと、サフラン賞2着を挟んで、赤松賞で2つ目の白星を手にする。続く阪神JFでは上がり最速の末脚で追いこんだが、先に抜け出したアスコリピチェーノをとらえきれず2着。前走の桜花賞には暮れからの直行で挑み、3/4馬身差を付けて2歳女王にリベンジを果たした。

 1970年にビクトリアCが創設され、牝馬三冠が成立してから半世紀以上が経った。これまで桜花賞→オークスで二冠を達成した馬は、三冠馬を含めて13頭いるが、連続して生まれたのは75年〜76年、86年〜87年、09年〜10年、そして現在継続中となる22年〜23年なので2年連続が最高。もし、ステレンボッシュが樫の女王に輝けば、史上初となる3年連続での「桜→樫の二冠馬」誕生となる。これまでのジンクスを破って新記録を達成するとともに、秋華賞での快挙へと期待をつなげてほしい。

【桜花賞→オークスの二冠馬】
75年テスコガビー
76年テイタニヤ
86年メジロラモーヌ(※)
87年マックスビューティ
93年ベガ
03年スティルインラブ(※)
09年ブエナビスタ
10年アパパネ(※)
12年ジェンティルドンナ(※)
18年アーモンドアイ(※)
20年デアリングタクト(※)
22年スターズオンアース
23年リバティアイランド(※)

※三冠馬

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