岡本裕生、キャリア2勝目を獲得「攻め切った結果の勝利」/2024全日本ロード第3戦SUGO JSB1000 レース2

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2024年05月26日 16:50  AUTOSPORT web

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岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)/2024全日本ロード第3戦SUGO JSB1000
 5月26日、2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 スーパーバイクレース in SUGOのJSB1000クラス決勝レース2が宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が優勝を飾った。2位は水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)、3位は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)となっている。

 土曜日の決勝レース1に続き、迎えた日曜日午後の決勝レース2は晴天のなか、22周で実施。ホールショットを奪ったのは岡本。オープニングラップでトップに浮上したのは水野。2周目突入のストレートで即座に岡本が首位を奪回する。

 その間に野左根航汰(Astemo HondaDream SI Racing)に次いで4番手につけていた中須賀が3番手に浮上。岡本、水野の2台を射程圏内にとどめる。

 岡本、水野、中須賀の3台でのバトルが始まった。その後方では野左根、高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)、長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)が4位争いを開始する。

 7周終了時点で、中須賀がトップ集団から少し離され始める。後方の4位争い集団では長島が遅れ、7位争い集団に飲み込まれる。

 レース折り返しの12周終了時点で、中須賀がトップ争いから完全に引き離されて単独3番手走行を開始。続いて水野も、岡本からじりじりと離される。

 決勝レース2のラスト5周は、岡本の単独トップ走行。岡本は、そのままチェッカーフラッグを受け、今季初優勝を飾った。2位には水野、3位には中須賀が続いた。

■岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)JSB1000決勝レース2:優勝
「昨日から課題がたくさんあったので、朝の走行でいろいろセッティングを進めました。いい方向にいかなかったので、テストからずっと使っていたセッティングに戻しました。あとは自分が行くしかない状況でした。レース序盤から気持ちを強く持ってガンガン攻めて行けたのがよかったのではないかと思います」

■水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)JSB1000決勝レース2:2位
「朝の走行で大きくセッティングを振りました。いいセッティングが見つかったので自信を持って臨めました。岡本選手を抜くとすぐに抜き返されてしまうので、様子を見ようと後ろについたら、ついていけたのがよかったです。昨日はセクターごとに遅いところ、速いところが違っていて、今日は遅い部分を克服できました。結局は離されたけれど、これまでのネガ部分を改善できたし、後半戦に向けていいデータが取れました。とにかく今日は岡本選手が最後まで速くて完敗です」

■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)JSB1000決勝レース2:3位
「事前テストから岡本選手が好調で、手をつけられない状況でした。前に出たらすばらしいペースを持っていました。ここでは完敗です。心から讃えたいです。自分自身もせいいっぱい戦っての3位です。これから少し間が空くけれど、負けを振り返ってしっかりと準備して後半戦に挑みたいです」

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