サインツのウイリアムズF1加入が発表。アルボンのチームメイトとして複数年契約、サージェントは離脱へ

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2024年07月30日 00:50  AUTOSPORT web

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2024年F1第14戦ベルギーGP カルロス・サインツ(フェラーリ)
 7月29日、ウイリアムズF1チームはカルロス・サインツが2025年シーズンからチームに加入することを発表した。契約は複数年とされており、新レギュレーションが導入される2026年もウイリアムズからF1に参戦するという。

 これまでのF1キャリアで3勝、23回の表彰台を獲得しているサインツは今季のドライバーズランキングで現在5位につけている。現在スクーデリア・フェラーリに在籍している彼だが、来季からシャルル・ルクレールのチームメイトとしてルイス・ハミルトンが移籍加入することから、その去就が注目されていた。

 サインツを巡ってはウイリアムズのほかにもアウディやアルピーヌなど、さまざまな獲得合戦の噂がF1パドックを駆け巡っていたが、7月29日に2025年シーズンからのウイリアムズ加入が正式発表された。

 ウイリアムズによると、アレクサンダー・アルボンの僚友として加入するサインツとの契約は複数年となり、カーナンバーは引き続き“55”を付けてレースに臨むとのこと。

「2025年以降、ウイリアムズ・レーシングに加わることを発表できてとてもうれしい。今年のドライバー市場は、さまざまな理由から非常に複雑で、決断を発表するまでに時間がかかったことは周知の事実だ」とサインツは語った。

「しかし、僕にとってウイリアムズはF1の旅を続けるのにふさわしい場所であると確信しているし、このような歴史的で成功したチームに参加できることを非常に誇りに思う」

「ウイリアムズを本来あるべき場所、グリッドの先頭に戻すという究極の目標は、僕が興奮と前向きさをもって受け入れる挑戦だ。1月1日からチームのメンバーひとりひとりと一緒に、ウイリアムズを前進させるために全力を尽くすつもりだ」

 そしてウイリアムズF1代表のジェームズ・ボウルズは「カルロスはグリッドでもっとも才能のあるドライバーのひとりであり、レースで勝利する血統を持っていることを何度も証明してきた」とサインツ加入の期待を述べる。

「カルロスは経験とパフォーマンスだけでなく、チームとマシンから1分1秒でも多くのものを引き出そうという激しい意欲をもたらしてくれる。アレックスとカルロスには、2026年の新レギュレーションに向けて我々を導いてくれる大きな経験がある」

 またボウルズとウイリアムズF1は、過去2シーズンにわたってチームに在籍したローガン・サージェントに対して「チームのためにしてくれたことすべてに感謝したい」とコメント。2025年以降もサージェントがキャリアを継続するために「あらゆるサポートを惜しまない」と綴っている。

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