【小倉SJ予想】過去の傾向から先行力は不可欠 真夏の障害重賞を制すのは?

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2024年08月24日 06:35  netkeiba

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小倉サマージャンプに出走予定のホッコーメヴィウス(撮影:下野雄規)
 中京競馬場3300mコースで行われる小倉サマージャンプ。このコースは京都競馬場改築工事の際に「阪神ジャンプS」で使用されたコース。ここは2角の引き込み線からスタートして芝コースを約2周。最大の特徴は最後の4角をまわってからゴールまでの間に2つの障害が設置されていること。過去3回の阪神ジャンプSはいずれも4角では先頭グループにいた馬が勝利しており、先行力は不可欠だ。

 ◎ホッコーメヴィウスは22年に、この中京競馬場3300mコースで行われた阪神ジャンプSの優勝馬。これを含めて重賞4勝。東京ハイジャンプで3度の2着含め、2着6回の実績は、今回のメンバーでは頭ひとつ抜けている印象だ。途中、長い休養もあったが、前走の新潟ジャンプS優勝で復活を強く印象付けた。競馬だから“絶対”はないが、別定60kgは背負い慣れた斤量でもあり、怖いのはアクシデント。それはレース前に予見することは不可能だ。

 〇ニューツーリズムは前年の東京ハイジャンプ3着馬で、新潟ジャンプS2着。中京コースは初めてだが、4度の重賞挑戦はいずれも左回りの競馬場で、未だに掲示板を外していない。前走の新潟ジャンプSはレース途中から逃げるホッコーメヴィウスを追いかけるような位置でレースを進め、3角手前からこれを負かしにいく積極策。結局、最後は突き放されて後続の馬にも交わされてしまったが、悪い内容ではなかった。

 ▲トゥルボーは21年に、この中京競馬場3300mコースで行われた阪神ジャンプSの優勝馬。その後、2年以上に及ぶ長い休養を挟んでかつての勢いを取り戻すまでにはいっていないが、実績はホッコーメヴィウスに次ぐものがある。前走の東京ジャンプSは積極的な競馬から最後は力尽きたが、当時は休み明け。叩かれた上積みとともに、続けて使えることを評価したい。

 △ロスコフは東京ジャンプS2着馬。入障初戦を快勝し、キャリア1戦で挑んだオープン特別で2着した天才ジャンパーだ。前走は重賞初挑戦ながら、ジューンベロシティをクビ差まで追い詰め、後続を5馬身突き放した。無視はできない1頭だ。

※ニュース掲載後、ホッコーメヴィウスは出走取消が発表されました。

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