2024年F1第15戦オランダGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

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2024年08月25日 17:20  AUTOSPORT web

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2024年F1第15戦オランダGP予選 PPランド・ノリス(マクラーレン)、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
 2024年F1第15戦オランダGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 5番手
 予選は順調だったけれど、Q1でルイス(・ハミルトン/メルセデス)から妨害されたことでラップが台無しになり、それが残りの予選に影響した。Q3を新品タイヤ1セットで戦わなければならなかったんだ。仕方がないことだし、僕たちにはペースがあるから、明日は強さを発揮できるだろう。

 プラクティスセッションで抱えていた問題のいくつかを解決し、マシンを改善することができたので、その点はよかった。

 今週末はコンディションが難しく、特に今日は風が強かった。手にしているデータを活用して、パフォーマンスを最大限に引き出すことが重要だ。

 全体的に見て、今日の5番手は堅実な結果だと思う。この位置から上位グループと戦うことができるだろう。明日の目標は、スタートで順位をいくつか上げて、良い結果を確保することだ。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 4番手
 今日の予選はチャレンジングだった。Q1では本当に苦しんだ。Q2ではマクラーレンに匹敵するペースがあったが、Q3では、少し後退し、4番手という結果になった。これが今日、僕たちに可能な最大限の結果だったと思う。

 タイヤを正しいウインドウ内に維持することがとても難しかった。ルイスはQ1で素晴らしいペースを発揮したのに、Q2でタイヤに苦戦した。コンディションが変化し続けていたため、マシンの性能を最大限に引き出すためにすべてを調整するのがかなり難しかった。スイートスポットを見つけるのが簡単ではなかったんだ。

 今日はトップとのギャップがかなり大きかった。でも明日は良いレースができると思っている。明日、再び表彰台に上れるよう頑張るよ。

(予選後にメディアに対して語り)正直言って、(予選でのパフォーマンスが期待外れに終わったのは)マシンのせいではないと思う。すべてはタイヤが原因だ。タイヤがオーバーヒートし、ラップの後半で予想以上にパフォーマンスが落ちてしまった。

 だからあまり心配していない。4番手は良いスタートポジションだから、決勝で前に近付くことができると思う。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手
 最後のラップの前半は順調だった。でもラップの後半は望んでいたようなものにはならなかった。週末を通してマシンに速さがあるだけに、フロントロウに並ぶことができず、少しがっかりしている。

 とはいえ、僕のマシンは、レースで強さを発揮するはずだ。ロングランペースは良かったし、この数週間、速さを示してきた。だから明日も良い一日にすることができると期待している。良いスタートを切って、いくつかポジションを上げたいね。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 2番手
 今日はポールポジション争いができなかった。マシンの競争力をできる限り高めるために全力を尽くしていく。

 フロントロウを確保することができてよかった。思っていたほどトップとの差は小さくなかったけれど、明日どうなるかを見てみる。このトラックは風が強いので、マシンバランスの最適化を目指していく。昨日の限られたロングランを分析し、明日のマシンの様子を見ていこう。

 これまで僕たちはレースでは強力だったので、それは明るい材料だ。タイヤのデグラデーションも影響するだろう。今夜どれぐらい雨が降るかを見て、明日の展開を見極める必要がある。

 純粋なペースの面でマクラーレン勢に勝つのは難しいだろうが、F1では何が起きてもおかしくないので、状況を見ていくよ。明日、母国の観客の前でベストを尽くし、どの位置まで行けるかだ。

(予選後にメディアに対して語り)快適に走れたと感じたことは一度もなかった。走行するたびに、ひとつかふたつのコーナーで、大量にタイムを失っているように感じた。Q3最初のラップは悪くはなかった。それでもう少しプッシュしようとしたら、すべてがきわどい感じになった。僕たちのマシンは風に対してとても敏感に反応するようだ。

 そのため、走行するたびに違うことをやっていた。毎回バランスが変わるから、とても苦労した。

 自分がポール争いをしているとは一度も感じなかった。だからフロントロウにつくことができてハッピーだ。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 1番手
 印象的な土曜日だった。シーズン後半最初のレースでポールポジションを獲ることができてうれしい。

 とてもスムーズな予選だったよ。良いラップを刻めたし、特に最後のラップは良かったと思う。今日はこのコンディションの影響で多少苦労した。周回ごとに、どの程度プッシュできるのか、限界はどこにあるのかを、評価し直す必要があった。

 今日はとても快適に走ることができた。マシンは強力だったし、チームは素晴らしい仕事をしてくれている。ハードワークに取り組んでくれている彼らに心から感謝したい。

 マックスにとってホームレースだし、明日は良い戦いをしようとするはずだ。僕としてはそれが楽しみだ。それに備えるために、チームと一緒に今夜作業に当たるつもりだよ。

(予選トップ3記者会見で、今回マクラーレンが導入したアップグレードについて語り)マイアミの後、本当にパフォーマンスを向上させるようなアップグレードは今まで持ち込んでこなかった。常に少しずつ改良を重ねてきたが、今回が(マイアミ後の)初めての本格的なアップグレードといえる。

 時間をかけたのは、マシンに装着した時点で確実に効果を発揮し、期待どおりに機能するようにしたかったからだ。今のところ、まさにそれを実現できたと思う。この成果に貢献してくれたチームに感謝する。

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