横浜FMが6発快勝! 長倉幹樹が4得点の新潟は町田を撃破…川崎Fと広島も先勝/ルヴァン杯・準々決勝第1戦

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2024年09月04日 22:38  サッカーキング

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ルヴァン杯・準々決勝第1戦 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images、金田慎平、兼子愼一郎、渡邉俊介
 2024JリーグYBCルヴァンカップ・プライムラウンド準々決勝・第1戦の全4試合が4日に開催された。

 横浜F・マリノスと北海道コンサドーレ札幌の一戦は前半から試合が大きく動く。横浜FMは30分、左サイドを独力で持ち上がった宮市亮がクロスを送り、こぼれ球に反応した植中朝日がネットを揺らすと、6分後には植中がボックス手前から見事なコントロールショットを突き刺しリードを広げる。プレー再開直後には植中の決定機を背後からのファウルで阻止した荒野拓馬にレッドカードが提示され、札幌は2点ビハインドと数的不利という状況で前半を終えた。

 後半も横浜FMの勢いが止まらない。59分にオウンゴールで1点を加えると、63分には井上健太の折り返しを天野純がゴールに流し込み、その10分後にはCKのリスタートから天野が見事なシュートを突き刺し5点差に。その後は札幌の白井陽斗に1点を返されるも、86分に水沼宏太がダメ押しの1点を奪い、6−1で試合を締め括った。横浜FMが第2戦に向けて大きなアドバンテージを手にしている。

 2019年以来の優勝を目指す川崎フロンターレはJ2勢唯一の“生き残り”であるヴァンフォーレ甲府と対戦した。試合の均衡が破れたのは27分、DFラインの背後を取ったエリソンのシュートをGK渋谷飛翔がセーブしボックス内にボールがこぼれると、遠野大弥が脇坂泰斗とのパス交換から華麗なボレーシュートを叩き込み、川崎Fが先制に成功する。

 後半は一進一退の攻防が続く。川崎Fは右サイドのクロスからエリソンがネットを揺らすも、シュート直前にハンドがあったとして得点は認められず。対する甲府は終盤にかけていくつかチャンスを作るも決め切ることができない。試合はこのまま1−0で終了し、川崎Fが先勝に成功した。

 FC町田ゼルビアをホームに迎えたアルビレックス新潟は16分に先制に成功。右サイドの敵陣深くからダニーロ・ゴメスが鋭いクロスを送ると、ゴール前でフリーの長倉幹樹がダイレクトボレーでネットを揺らした。32分にはD・ゴメスに危険なスライディングタックルを見舞った藤尾翔太にレッドカードが提示され、1点を追う町田は10人に。すると36分、前線でのボール奪取から小野裕二が追加点を挙げ、新潟が2点リードで前半を終えた。

 数的優位の新潟は49分に小野の絶妙なスルーパスに抜け出した長倉がGKとの1対1を制しリードを3点に広げる。長倉は87分と90+5分にもネットを揺らし、なんと1人で4ゴールをマーク。最終的には新潟が5−0で町田を下している。

 名古屋グランパスとサンフレッチェ広島の一戦は、一進一退の攻防が続き前半をスコアレスで折り返す。迎えた58分、右サイドを駆け上がった新井直人のクロスにトルガイ・アルスランがヘディングで合わせ広島が先制に成功。その後は名古屋が猛攻を仕掛けるも最後までゴールネットを揺らせず、広島が敵地で先勝に成功した。

 第1戦の試合結果および第2戦の日程は以下の通り。

◼︎第1戦・試合結果
名古屋グランパス 0−1 サンフレッチェ広島
横浜F・マリノス 6−1 北海道コンサドーレ札幌
川崎フロンターレ 1−0 ヴァンフォーレ甲府
アルビレックス新潟 5−0 FC町田ゼルビア

◼︎第2戦・日程
▼9月8日(日)
14:00 札幌 vs 横浜FM〈札幌ド〉
18:00 甲府 vs 川崎〈JITス〉
18:00 町田 vs 新潟〈Gスタ〉
18:30 広島 vs 名古屋〈Eピース〉

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