土壇場でミラクル!12回二死からサヨナラアーチを放ったオコエ瑠偉に平松政次氏「思い切りがいいのと、パワーですよ」

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2024年09月08日 08:34  ベースボールキング

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試合終了後、ファンとタッチを交わす巨人・オコエ (C)Kyodo News
 巨人がDeNAに粘り勝ち。劇的なサヨナラ勝利で、首位の座をガッチリとキープした。

 巨人先発・井上温大は初回、オースティンのタイムリーでDeNAに先制を許すも、その後は立て直し6回まで最少失点でゲームメイク。しかし打線はDeNA先発の石田裕太郎を打ち崩せず、チャンスで登板した中川颯も捉えられずホームの遠い展開となる。しかし6回に丸佳浩のホームランで同点に追いつくが、8回に佐野恵太にタイムリーを浴び再び勝ち越される。

 9回も2死と追い込まれた2死一塁の場面、守備固めに入っていたDeNA・柴田竜拓のまさかのエラーで思わぬチャンスが転がり込むと、中山礼都がライトへ同点打を放ち再び試合は振り出しに戻った。さらに12回裏、簡単に2死を取られたあと、オコエ瑠偉にサヨナラホームランが飛び出し、劇的な勝利を手に入れた。

 殊勲のサヨナラ弾を放ったオコエ瑠偉に関して、解説として出演した平松政次氏は「誰が考えたでしょうかね。もう12回のツーアウト、もうあとワンアウトしかないところで」と興奮気味に振り返り「でもオコエがいたんですよ。オコエの何がいいかというと、思い切りがいいのと、パワーですよ。このパワーにもハマったんじゃないですか。いい選手が最後まで残ってましたね」と称えた。

 もう一人の解説者の笘篠賢治氏も「迷うんじゃなくて、腹をくくって思い切って自分の持ち味を出すね。こういうところで消極的なバッティングするなとの声が、阿部監督から来ているはずですよ。使ったのは俺だからと」と指揮官から司令があったのではと推測。そのうえで「そういうところの期待にね、しっかりとオコエも応えた。見事な一撃だったと思います」と拍手を送った。

 土壇場で2度ビッグプレーが飛び出した巨人。この1勝は大きな価値を持ちそうだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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