大河から映画まで話題作相次ぐ北香那、『あの人が消えた』で高橋文哉の“推し”に

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2024年09月08日 12:01  cinemacafe.net

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『あの人が消えた』©2024「あの人が消えた」製作委員会
高橋文哉主演、ドラマ「ブラッシュアップライフ」のクリエイター・水野格の完全オリジナル脚本による映画『あの人が消えた』。本作で、「次々と人が消える」マンションの住人で、キーパーソンとなるWEB小説家役を演じるのは北香那。

ディズニープラスオリジナル配信ドラマ「ガンニバル」のほか、「鎌倉殿の13人」「どうする家康」と2年連続で大河ドラマにも出演。

さらに、主演声優を務めた劇場アニメ『ペンギン・ハイウェイ』や映画『バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』、ヒロインを演じた『春画先生』、『湖の女たち』など、昨今話題となっているドラマや映画への起用が絶えない北香那。

演じるのは、主人公である配達員の丸子(高橋文哉)が出入りするマンション「クレマチス多摩」の205号室の住人・小宮だ。

最近このマンションに引っ越してきたばかりの小宮だが、丸子が彼女のもとに荷物を届けた際に、ドアの隙間から書きかけの小説が目に入ってしまったことにより、彼の“推し”のWEB小説家・コミヤチヒロであることを勘づかれてしまう。

数日後、挙動不審な別部屋の住人・島崎(染谷将太)に小宮へのストーカー疑惑が持ち上がったことで、丸子は運送会社の先輩で小説家志望の荒川(田中圭)の協力を仰ぎ、ほかの住人たちに聞き込みを開始していく。しかし、渦中の小宮自身にもまさかの秘密が隠されているようで…。

水野格監督は丸子と小宮の関係について「小宮に関しては最初“丸子が一目ぼれして助けたいと思う相手”としていましたが、僕の中でずっと気持ち悪さがありました。主人公がマンションに深くかかわる動機は必要ですが、もっとしっくりくる理由を探していたときに『そうか、“推し”なんだ』と思いついたんです」と明かす。

「そこでまだ世に知られていない小説家の卵という設定にして、『小説投稿サイトで丸子が密かに推している作者が実は小宮なのでは?』という流れにしました。その方がいまっぽく、かつ共感できるのではないかとも思って」と解説する。

また、北自身は「今回、私自身も普段の芝居へのアプローチと違った方法で役作りに挑んだ」とふり返り、謎が謎を呼ぶ本作でキーパーソンを演じるにあたり、並々ならぬこだわりを持って撮影に挑んだようだ。

北演じる小宮は本当にただのWEB小説家なのか、彼女が隠し持つ秘密とはいったい何なのか。また、物語の行きつく先に待っているものとは――。

次々と人が消える謎めいたマンションを舞台に豪華キャスト&スタッフで贈る、完全オリジナル“先読み不可能”ミステリー・エンターテインメント。その物語の結末がますます気になるところだ。

『あの人が消えた』は9月20日(金)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)

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