来春「4代目桂米之助」を襲名する上方落語の桂ちょうば(45)が9日朝、富士登山に向けて大阪を出発した。
「なんで富士山なのか、と問われると困りますが、襲名への願掛けであり、御来光のなかで師匠(桂ざこばさん)に襲名を報告したいと思いまして。まあ、思いつきという面もありますけど(笑い)」
ちょうばは、JR新大阪で新幹線に乗り込むにあたり、思いを伝えた。
予定では、9日のうちに吉田ルートで7合目に到達。10日早朝に冨士山頂を目指す。
「山登りの経験はほとんどありません。そういえば最近、京都の大文字山に登りました。体を動かすことといえば、休みの日のウオーキングやサイクリングですね」
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京都市出身のちょうばは2001年、桂ざこばさんに入門。09年、大阪市咲くやこの花賞受賞。18年、第4回上方落語若手噺家グランプリ優勝。レクリエーション介護士の資格を持ち、趣味は陶芸、相撲観戦、作詞作曲など。
兄弟弟子の桂ひろば(2代目桂力造を襲名)、桂そうば(2代目桂惣兵衛を襲名)とともに、来年3月19、20日に大阪サンケイホールブリーゼ「桂米朝没後10年」で同時襲名披露の予定。
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