映画監督で脚本家の三谷幸喜氏(63)が9日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。仕事で一番楽しい瞬間を明かした。
三谷氏はドラマ、映画、舞台など数多くの名作を残してきた。「自分しか知らない俳優たちの良さをみんなに伝えることが使命」とも話し、「この俳優のこんな姿が見たい」という思いから前後にストーリーを肉付けし、三谷ワールドを生み出していくという。
中でも一番楽しいと思う瞬間は「キャスティング」だという。「例えば映画では企画、台本、撮影、編集、宣伝、公開して。長い2年くらいのプロセスがある。その中でキャスティングはワクワクしますもん」と目を輝かせた。
22年に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、源頼朝を支えた御家人の1人の千葉常胤を演じた、岡本信人(76)のキャスティングにも言及。「御家人はお年寄りが多い。ただ、よろいを着けて戦に出るから、本当のお年寄りだと最後まで持つかという不安がある。だから、年寄りに見えるけど意外に元気な俳優さんを探していた」という。
続けて「その時にたまたま僕が、ダウンタウンさんの『ガキの使い(やあらへんで!)』を見て、草野球の回があって。そこで岡本信人さんがハツラツとされていらしたので、次の日に御家人の中に岡本さんを入れてほしいと話をしたんです」と明かした。
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