映画監督で脚本家の三谷幸喜氏(63)が9日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。22年に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台裏を明かした。
ナレーションを担当した長澤まさみ(37)がVTRで出演。放送時は“ささやきナレーション”が注目を集めた。「三谷さんからの注文としては“隣の部屋からのぞいている”今起きている出来事を見ている人。視聴者と同じ目線で、その場に生きる人たちを見届けている、こっそりと。それをささやき声で表現していた」と明かした。その上で「どういう風にひもといて演じていくか、キーワードをくれるのが三谷さんならではの演出」と話した。
プライベートでも仲良しだという三谷について「以前、私と友達と3人でご飯に行った時は、友達と三谷さんが『ゆで卵をゆでる時間が同じ』という話で意気投合したり。2人とも理系なので、やっぱり料理は化学だなって思います」と笑った。
三谷氏の最新映画「スオミの話をしよう」(13日公開)では「現在の長澤まさみさんが一番輝く映画を作りたいという思いが出発点」だという。同作では長澤が5人の夫の前で違うキャラクターを演じる。
三谷氏の実体験を元に作られたと明かし「家族内でのキャラクター、仕事でのキャラクターがそれぞれあって。家族といるときに仕事の関係がある人に会った時、『どっちのキャラでいこうか』と悩んで、結局第3のキャラになったんですよ。これってすごく面白いと思って」と語った。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。