ex.JAYWALKの中村耕一、小倉智昭と14年ぶり再会 主演映画舞台あいさつにサプライズ登場

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2024年09月09日 19:12  ORICON NEWS

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小倉智昭と14年ぶり再会をしたex.JAYWALK・中村耕一(右) (C)ORICON NewS inc.
 ex.JAYWALKの中村耕一(73)が9日、都内で行われた映画『はじまりの日』(10月11日公開)完成披露舞台あいさつに登壇した。ともにW主演を務めたアーティストの遥海(28)、日比遊一監督と共に登場。ラストには、中村の“兄的存在”だというアナウンサーの小倉智昭がサプライズ登壇し、14年ぶりの再会を果たした。

【集合ショット】オールブラック衣装で登場した中村耕一&遥海&日比遊一監督

 モントリオール映画祭で最優秀ドキュメンタリーを受賞した『健さん』、故・樹木希林さんが企画・出演した『エリカ38』などで注目を集める日比遊一監督の最新作『はじまりの日』。本作は従来のミュージカル映画とは一線を画す、フィルム撮影にこだわった抒情的な映像と魂の歌声で紡ぐ大人のための音楽ファンタジー。

 ex JAYWALKのボーカリストとしてミリオンヒットを飛ばし、「何も言えなくて…夏」で日本レコード大賞を受賞したロックスター・中村が初主演を務めた本作。ステージに上がると「舞台あいさつはテレビでしか見たことないんですが、どうぞよろしくお願いします」と緊張した様子であいさつした。

 映画出演への経緯を問われた中村は、日比監督からのオファーを3度断ったと明かし「以前少し演技をしたときにすごく大根で、(演技は)もう無理だと思った」と話す。

 しかし、「4回目に日比監督と会ったときに、『せりふなくしました』と言われて(笑)。あと『耕一さんには演技を求めていません。カメラの前で素でいてください。演技は絶対しないでください』と言われて、それならと思った。あと、僕にとっては歌がすべて。奇跡に近いこの体験を歌に還ればいいなという期待が生まれて、引き受けました」と主演を務めた理由を明かした。

 舞台あいさつのラストには、小倉がサプライズで登場。2010年に中村が覚せい剤取締法違反で逮捕されてから14年ぶりの再会となり、、中村は「事件以降、ずっと頭から離れなかった方。うまく連絡も取れなかった。会って思わず倒れそうになった」と再会に衝撃。

 中村の歌が大好きだという小倉は「あのあと、どうやって連絡を取ろうかずっと気になっていた。一度手紙をもらったんですが、返事も出せず…。彼が主役の映画ができると聞いて、このチャンスを逃したらダメだなと思ってきました」と再会を喜び、「この映画をきっかけに、中村耕一の歌をもう一度聞きたいと絶対思うはずだから、僕も楽しみにしています」と笑顔を浮かべた。

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