バスケットボール、Bリーグ1部(B1)サンロッカーズ渋谷の永吉佑也(33)と船生誠也(30)らが9日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社に来社した。10月の24−25年シーズン開幕を前に、意気込みなどを語った。
パビチェビッチ体制も2季目となり戦術も浸透。昨季王者となった広島ドラゴンフライズから、船生ら実力者も加入した。パリ・オリンピック(五輪)日本代表のホーキンソンらを軸とするチーム力は、さらに上積みされた。
永吉と船生は青学大出身で、本拠地の青山学院記念館も含め、クラブとの縁が深い。先輩後輩で、早くもコート外でも抜群の相性をみせ、うまく連係しながら今季にかける思いを、言葉にした。
永吉は「今年は(シーズンの)出だしから、最初から最後まで、自分たちのバスケットをやり続けたい。まず、チャンピオンシップ進出ですが、そこに向けては、視界良好なんじゃないかと思います。今年は結果を出すことで、サンロッカーズファミリーの皆さんに恩返しを」と意気込んだ。 個人として、「見てほしいところはディフェンス。ここは、チームとしても強みだと思っています。外国人選手とマッチアップする機会も多いので、日本人ビッグマンとしての誇りを胸にバチバチやり合いたいなと思っています」と早くも気合十分だった。
昨季は広島の初優勝に貢献した船生は「(広島で)優勝することによって得られるものは大きいと思った。また優勝したいと思った時、一番優勝できそうなチームが、僕は渋谷だと思った」と決断の理由を語った。その上で「このチームは僕だけじゃなく、コーチも選手も(個人的に)優勝経験を持っている」と、頂点への手ごたえを口にした。
|
|
今季も中地区で戦うが、昨季東地区2位のアルバルク東京と、西地区王者の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが中地区へ移るなどし、さらに激戦となった。
そんな中で、岡部大河チームディレクターは、「昨シーズンは1試合、1勝差で涙をのむ形となりましたが、今季はより1試合の重みがすごく重くなり、争いも激しくなります。いかにしっかり準備して、1試合1試合フレッシュに臨めるのか、というところが1つのキーポイント。その中で、中地区でどうイニシアチブを取っていけるかが、すごく大きなポイントになる」と分析した。
SR渋谷は2022年から、セガサミーグループの一員となり、より一層の強化を推し進めている。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。