パリオリンピック(五輪)卓球女子団体銀、シングルス銅メダルの早田ひな(24=日本生命)が10日、都内のホテルで行われた24年度「上月スポーツ選手支援事業」認定式と国際大会成績優秀者をたたえる「上月スポーツ賞」表彰式に出席し、五輪中に負傷した左腕の状態を明かした。
左腕に包帯を巻いてステージにあがり、パリ五輪などでの活躍をたたえられトロフィーを贈られた。一瞬持ち方に悩んだが、右手で慎重に受け取り、左手は優しく添えた。
現在の状態は「私自身も分からない部分が多い。ある程度の時間は必要かと思う。手が最善で治る方法を見つけながら、復帰したときに影響が出ないように考えている」と明かした。
現在はまだ「負荷をかけられない」状態で、体幹や走り込みのトレーニングを強化しているという。
今後に向けては「まずしっかりけがを治して、皆さんの前で元気な姿でプレーすることが今の目標」と誓った。
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イベントには卓球を含め、小学生から大学生までの次代を担う約80人のアスリートも参加。歓談中には記念撮影に気さくに応じ、多くのアスリートが行列をなしていた。【飯岡大暉】
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