福島第一原発で続いている溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しについて、東京電力はきのう、装置の先端が格納容器の内部に到達したと明らかにしました。
東電は今月10日に福島第一原発2号機で燃料デブリの取り出しに着手した際の映像をきのう、初めて公開しました。
取り出し装置は、格納容器につながる配管の中を進んでいて、きのう、先端の90センチが格納容器の中に到達したということです。
きょうも午前6時半から、装置をさらに奥に進める作業をつづけていて、東電によりますと、装置を3メートル50センチ進める予定だということです。
デブリを回収するまでには、2週間以上かかる見通しです。
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