バスケットボールB1リーグ仙台89ERSに今季新加入した半沢凌太(24)が、チームの東北カップ連覇に一役買う。今日14日から、東北6県のクラブがシーズン開幕前に高め合う東北カップ(青森)が始まる。昨年は18年以来5年ぶりに仙台が優勝した。福島県出身の半沢は「とても楽しみにしています」と心待ちにしている様子だった。
チームは初戦で、B2福島とB2山形の勝者と対戦する。戦う可能性のあるB2福島は、半沢にとって高校、大学在学時に特別指定選手として加入した思い入れのあるチームだ。「僕が高校生の時にいた選手もいれば、前のチームでやっていた選手もいる」と再会を待ち望む。かつての先輩たちやチームメートだけではなく、福島ブースターにも「自分がやれるようになったことが多くなった。成長した部分を見てもらいたい」と思いを寄せた。
昨季まではB1京都でプレー。京都での公式発表の身長は191センチだが「誤差かもしれないですけど、ちょこちょこ伸びている」。仙台加入時のリリースでは192センチと1センチ伸びていた。仙台に来てからは、技術の成長も著しく「仙台に来て、ボールを持つ機会がめちゃめちゃ増えました。ハンドリングや状況判断が少しずつうまくなっているのかなと思います」と手応えを感じている。開幕まで残り3週間。伸び盛りの半沢が、さらにチームにフィットしていく。【浜本神威】
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