オリックス・山下、7回3失点も館山氏が投球術を称賛！「強弱のつけ方が非常に上手くなった」その要因とは？

◆ 「7回まで安心して見てられる投球でした」

　13日、オリックスは3−8で敗戦。連敗ストップとはならなかった。
　
　先発の山下舜平大は初回、先頭打者に四球でランナーを出すと、栗原陵矢に適時二塁打を打たれ先制を許す。そして同点に追いついた直後の3回には、今宮健太に勝ち越しの適時打を浴びてしまう。それでも3回以降は6個の三振を奪い、7回5安打3失点の力投で試合を作った。8回からは救援にスイッチするも、アクシデントが絡みまさかの5失点。打線は6回にセデーニョが豪快な第12号ソロで一時1点差に迫るも8回の失点が重くのしかかった。

　13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では黒星ながら力投した山下舜平大の投球について話題に。解説者の館山昌平氏は「中継ぎを経験して強弱のつけ方が非常に上手くなった」と中継ぎ経験が投球術に活きているとした。

　さらに、投球内容について「今日3失点したんですけども、この3失点はいずれも先頭打者を出したイニングでちょっとバタバタしただけなんですよね。先頭打者を抑えていくと流れの中でクリーンアップでギアをあげて三振を取りきる。一つ段階が上がったんじゃないかな。7回まで安心して見てられる投球でした」と称賛した。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』