ママスタ夫婦で家事の分担をしている家庭は少なくありませんが、旦那さんが不満に思っていることもあるようです。しかもそれを親に愚痴るようなケースも。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『義実家に帰省したときに、旦那が家事育児が分担制であることを義親に愚痴り、それを受けて義親から仕事を辞めろと言われました。基本的に義親のいいなりの旦那は義親の言葉に頷いていたため、私はすぐに仕事を辞める手続きをしました。それを旦那に報告し、「私の収入分（旦那とほぼ同額）が減るから、その分を稼いできてね。それか義親に足りない分は援助してもらったら？」と伝えると、途端に旦那が焦り出し、辞めるのを取り消すことはできないのか、あのときの話は冗談だと言いはじめました。そして義親と電話。
実は月末に今の職場は辞めますが、来月から新しい職に就くことが決まっています。しばらく黙っていようと思いますが、それでよいですよね？』
旦那さんが義親に家事分担について話すと、義親から仕事を辞めるように言われた投稿者さん。腹立たしかったのでしょう、すぐに今の仕事を辞める手続きをしたそうです。とても潔い投稿者さんの行動ですが、収入面の現実を目の当たりにした旦那さんは焦り出した様子。実際には次の仕事が決まっているので収入面の心配はありませんが、旦那さんには黙っていたいとのこと。これについては他のママたちも賛成のようですよ。
旦那さんには内緒！それでOK！
『いいよ、辞めるのは嘘じゃないし』
『それでいいと思う！ 投稿者さんのありがたみを思い知ってよ』
『旦那にお灸をすえるために、黙っていていいよ』
9月で仕事を辞めるとなれば、その後は投稿者さんの収入がなくなってしまいます。旦那さんはまさか、投稿者さんが本当に仕事を辞めるとは思っていなかったのかもしれませんね。実際に仕事を辞めてしまうことに驚いていて、収入が激減することに焦りを感じている様子。これまで投稿者さんが働いていたことが、どれだけ家計の助けになっていたのかがわかったのではないでしょうか。今の仕事を辞めるのは嘘ではありませんから、「内緒のままでいいよ」というママの後押しの声がありました。
妻が働くことをあらためて考えるチャンス
『次の仕事に就いても隠せるのなら黙っていたら？ いつも投稿者さんの収入に頼って努力していなかったということよね』
『来月までにしっかり家計を見せて、あなた1人で私が稼いできたこの部分を補う必要があること、今まで通り遊びや外出なんて無理だからとわからせる』
仕事を辞めることで家庭の収入はかなり減ってしまいます。旦那さんには具体的にいくら減るのかを示し、その分をしっかりカバーするように伝えたいですね。仕事を辞めるように投稿者さんに言ったのですから、カバーできるという自信や計画があったはずです。
ただ急に一馬力になって、その分の収入をカバーするのは容易ではないでしょう。旦那さんも自分の行動を反省しているのではないでしょうか。そしてそのようなタイミングだからこそ、妻が働くことの必要性や大切さが伝わるかも。さらには今後のことの家計について、計画性を持って資産を作っていくことなどを話してもよいかもしれませんね。
義親の考えにも納得できないけれど昔の価値観なら……？
『義親は旦那の稼ぎはたくさんあって、嫁はパート程度の収入しかないと思っているんじゃないの？ 自分の息子は「めちゃめちゃ稼いで妻子を養っている」と思い込んでいる親って多いよね』
義親が投稿者さんに仕事を辞めるように言ったのは、投稿者さんの稼ぎは少なく、家計にあまり影響がでないと思ったからかもしれません。でも実際は旦那さんと同程度の収入があります。これを知っていたら、安易に仕事を辞めるように言わなかったのではないでしょうか。
事の発端は旦那さんの愚痴。これが許せない！
『旦那が義親に家事育児が分担であることを義親に愚痴り……。この時点で許せんわ』
『親に愚痴る旦那は本当に嫌。しかもそれに乗っかって口を出してくる親はもっと嫌』
今回の事の発端は、旦那さんが親に家事の分担について愚痴をもらしたことです。義親の世代では、夫婦で家事の分担をすることは少なかったでしょうから、息子である旦那さんを不憫に思ったのかもしれません。でも、今の時代は違いますね。しかも投稿者さんは仕事をしていて旦那さんと同程度の収入があるわけですから、家事や育児の分担は当然のことといえます。
『家事分担がそんなに気に入らないんだ？ 妻に働いてもらわないと困るくせに、家事の分担はしたくないってどこまで自分勝手な旦那だよ。これを機に、妻に働いてもらわないと困るなら、家事分担に不平不満を言わないことを固く約束させた方がいいよ』
このようなトラブルの原因を作ったのは旦那さんです。そして投稿者さんが仕事を辞めることで1番困るのも旦那さんでしょう。お互いの仕事や日常生活が快適になるように、夫婦で家事や育児の分担をすることの大切さを、あらためて旦那さんに話してみてはいかがでしょう。そして今後は愚痴を言わないこと、これを約束させるのもよいかもしれませんね。
文・こもも 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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