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フィギュアスケート女子の岡田芽依(14=名東FSC)が15日、3位となったジュニアグランプリ(GP)シリーズ第3戦タイ大会から帰国した。
ジュニアGPデビュー戦で表彰台入りを果たし「自分の納得のいく演技はできなかったですが、3位になることができてうれしかったです」と喜んだ。
幼少期に海外へ行ったことはあったというが、試合で訪れるのは初めて。「空港で検査があったりというのも初めてで…。すごく大変だなと感じました」。会場には多くの観衆が詰めかけ「すごく緊張した」と振り返る。
それでもショートプログラム(SP)で3位発進すると、フリーでも4位につけ、合計175・96点で総合3位となった。「ジャンプでミスをしてしまっても、その後のジャンプでしっかり立つことを練習してきました。それはできたのでよかったと思います」。フリーでも2本目の3回転ループで転倒したが、直後も動じずに音に合わせて滑り出していった。練習の成果を発揮し、今年2月の全国中学校スケート大会優勝に続く好成績。門奈裕子コーチからも「初めての海外試合だったけどよかったね」と声をかけられたという。
スケート好きの母の影響もあり、5歳の頃に競技を始めた。憧れの選手は同門の先輩にあたる大庭雅。29歳となった今も第一線で活躍を続ける姿に「ずっとニコニコして楽しそうに滑っているところや、長い間ずっと努力をされているところがすごくすてきだなと思います」と尊敬の念を抱いている。好きなプログラムは2019年から3季にわたってフリーで演じた「タイタニック」。「見ていてすごく感動する。自分も大庭選手のような表現を目標としています」と志している。
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今後は「まだ回転は足りないけれど片足では立っている」というトリプルアクセル(3回転半)の習得を長期的な目標としつつ、まずはジュニアGPシリーズ第6戦スロベニア大会(10月2〜5日)での好演を目指す。「ショート、フリーともにミスのない演技をしたいです」と笑顔で誓った。【藤塚大輔】
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