米テレビ界最高の栄誉とされる第76回エミー賞授賞式が15日(日本時間16日)ロサンゼルスで開かれ、真田広之(63)が製作、主演したドラマ「SHOGUN 将軍」が作品賞など18冠に輝いた。
徳川家康がモデルの武将吉井虎永(真田)の家臣となった、英国人航海士の通訳を担った鞠子役を好演したアンナ・サワイ(32)は、アジア人初の主演女優賞受賞の快挙に「夢のようで本当にまだ信じられてない、明日起きたら一回つねってみたいです」と喜びつつ「これからも国境問わずいろんなところで頑張って皆さんと一緒に盛り上げていきたい」。
また真田は「この意味は数年後にわかる気がする。自分にとっても大きなことですが、今後の業界、若い俳優たちに大きな布石になるのではないか」とコメント。シーズン2の製作についても、1年後の撮影を目指しているといい「長い旅の始まりに今、立ったところ。70%が日本語のセリフの作品が、この結果につながったことは(物語を伝える)可能性が広がったと感じます」と自信を深めた。
◆アンナ・サワイ(澤井杏奈)1992年(平4)6月11日、ニュージーランド生まれ。10歳の時に日本に移住。04年、12歳の時にオーディションでミュージカル「アニー」に主演。09年、米映画「ニンジャ・アサシン」で映画デビュー。12年、5人組女性ボーカルグループ「ARA」のメンバーとして音楽活動スタート。13年にダンスボーカルグループ「FAKY」のリーダーとして再デビュー、18年に卒業。19年に米芸能事務所と契約。21年、米映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」に出演。
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