タレントで女優のサヘル・ローズが17日、都内で行われた文化放送特別番組「知っていますか? ロービジョン〜0と1の間Vol.5」(23日午前11時)の取材会に登場し、さまざまな視覚障害への理解を訴えた。
何らかの視覚障害により日常生活が不便になる「ロービジョン」をテーマにしたシリーズの第5弾。1回目から出演しているサヘルは、周囲から理解されにくいロービジョンの側面について「見えている部分も人によって違う。知っていくこと、広めていくことが必要」と話した。
番組は、自身もロービジョンである白石仁司プロデューサーが企画、制作し、ギャラクシー賞報道活動部門で選奨を受賞しいる。サヘルは「画期的な番組であるが、これが普通になるべきと思って5回目を迎えている」とした。
白石プロデューサーは、「0と1の間」というサブタイトルについて「白杖(はくじょう)を持っていると、全盲だと思う方も多い。0という完全盲目の方と、1という健常者の間には、ほとんど見えない人もいるし、まあまあ見えているけどちょっと見づらいという人もいる。0と1の間にはいろんな人がいるということをみんなと一緒に考えていけたら」と語った。
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