価格帯はアナイよりも約1.5倍高い設定。その分、長く着られるようなデザインや上質な素材を使ったアイテムを打ち出す。生地は「サヴィル・ロウ」からもインスパイアを受けメンズ素材を取り入れたほか、尾州産の素材を採用するなど、国内外の産地から厳選。これまでアナイを通じて取引していたメーカーに加えて、新ブランドのために新たに開拓もしたという。ただし、縫製は日本のクオリティの高さからアナイと同様にほぼ日本製に徹底している。歳を重ねても綺麗に見えるシャープなシルエットもブランドの魅力の一つだ。
ファーストコレクションでは60型弱をラインナップするほか、デザイナー森光弘が手掛けるデニムブランド「サージ(SERGE de bleu)」に別注したデニムアイテムを用意。9月25日からアナイ9店舗とECの計10店舗で販売する。これに先駆けて、伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店ではデビューを記念したポップアップが開かれる。